短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の苦戦と株主還元の強化が対照的: 砂糖事業の採算悪化で営業赤字が拡大する一方、投資有価証券売却益により最終利益予想を大幅増額し、年間配当を160円(前期比倍増)へ引き上げた。
- 砂糖セグメントの低迷: ビート糖の販売数量は増加し増収(+9.9%)となったものの、原料糖の採算悪化や粗糖相場の下落による販売価格低下が響き、営業損失が11.8億円に拡大した。
- 資本効率の追求: 自己株式251万株の消却や、政策保有株の売却による特別利益計上など、PBR改善を意識したアグレッシブな財務施策が鮮明になっている。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の業績は以下の通りです。
- 売上高: 512.5億円(前年同期比+9.9%)
- 営業利益: △11.8億円(前年同期は△8.3億円の赤字)
- 経常利益: △4.3億円(前年同期は△2.3億円の赤字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5.7億円(前年同期比△88.4%)
【進捗率と勢い】 通期計画(修正後)に対する売上高の進捗率は**74.3%**と概ね標準的ですが、営業損益はQ3時点で11.8億円の赤字に対し、通期予想は4.0億円の赤字としています。第4四半期に約7.8億円の利益を捻出する必要があり、季節要因を考慮しても本業の回復ペースには不透明感が残ります。純利益は有価証券売却益がQ4に大きく寄与する計画(通期予想47億円)のため、現時点の進捗率(12.3%)は参考値に留まります。
3. セグメント別のモメンタム
- 砂糖事業(減速・苦戦): 売上高364.6億円(+14.9%)。増収ながら、海外粗糖相場の下落による単価低下と、採算の厳しい原料糖販売の増加により25.8億円の営業損失を計上。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 512.5億円 | +9.9% | 466.2億円 |
| 営業利益 | 11.8億円 | — | 8.3億円 |
| 経常利益 | 4.4億円 | — | 2.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.8億円 | +88.4% | 50.0億円 |
| 包括利益 | 23.6億円 | +55.5% | 52.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 46.95円 | — | 396.6円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1135.9億円 | 1012.1億円 |
| 純資産 | 742.0億円 | 738.3億円 |
| 自己資本比率 | 65.3% | 72.9% |
| 自己資本 | 742.0億円 | 738.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 6,137.64円 | 5,928.75円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 690.0億円 | +6.5% |
| 営業利益 | 4.0億円 | — |
| 経常利益 | 3.0億円 | +73.3% |
| 当期純利益 | 47.0億円 | +73.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 382.19円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 80円 | 160円 予想 |
| 年間合計 | 80円 | 160円 予想 |
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