北海道を基盤とする国内最大手のてん菜糖(ビート糖)製造メーカーです。主力の砂糖事業(連結売上高の66.2%)に加え、イーストやオリゴ糖等の食品事業、配合飼料やビートパルプの飼料事業、紙筒や農業機械の農業資材事業、および不動産賃貸事業を展開しています。てん菜という特定の農産物に依存するため、気候変動や政府の農業政策(糖価調整制度)の影響を強く受ける収益構造です。競合環境としては、輸入加糖調製品や異性化糖とのシェア争い、および国内精製糖メーカーとの競争があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
0.8%
≧10%が優良
ROA
0.5%
≧5%が優良
ROE
3.7%
≧10%が優良
ROIC
0.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-41.2%
≧10%が優良
EPS成長率
55.4%
≧10%が優良
3行解説
- 記録的な猛暑による原料てん菜の低糖分化で砂糖事業が15億9,800万円の営業損失を計上し、本業の収益性は著しく悪化。
- 本社ビル売却益77億円を原資に、56億円の減損損失を処理しつつ配当を80円に増配し、政策保有株式の縮減など資本効率改善に舵を切った。
- 在庫の積み上がりにより営業CFが30億円超の赤字となる一方、株主還元方針を「1株80円以上」へ引き上げるなど、配当利回り重視の姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 6.0億円
—
売上高
実績: 171.7億円 / 予想: 700.0億円
+15.1%
2Q
営業利益
実績: -1.5億円 / 予想: -6.0億円
—
売上高
実績: 329.8億円 / 予想: 690.0億円
+13.0%
3Q
営業利益
実績: -11.8億円 / 予想: -4.0億円
-42.2%
売上高
実績: 512.5億円 / 予想: 690.0億円
+9.9%
通期
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 未開示
-90.3%
売上高
実績: 687.0億円 / 予想: 未開示
+6.0%
3行解説
- 本業の営業利益は砂糖事業の苦戦で前期比90.2%減の5,200万円に留まる一方、投資有価証券売却益69.7億円の計上で当期純利益は同86.1%増の50.3億円と大幅増益。
- 株主還元方針を大幅に変更し、配当指標として「DOE(自己資本配当率)4.0%目安」を新たに導入。2026年3月期は前期の2倍となる年160円、次期は260円への増配を予想。
- 政策保有株式の縮減を加速させ、売却資金で短期借入金75億円の返済や10億円の自己株式取得、増配原資に充てるなど、資本効率改善への姿勢が鮮明となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | -90.3% | +12.5% | +9.1% | +16.9% | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -42.2% | +7.5% | +5.7% | +7.0% | -0.9% |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +1.9% | +6.8% | +10.4% | +19.4% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.8% | +1.8% | +10.7% | +12.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -41.2% | -1.6% | +0.2% | +1.6% | +0.3% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -0.1% | +0.3% | +2.1% | +3.3% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第127期(2024/04/01-2025/03/31)