E・Jホールディングス 事業分析

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有価証券報告書(2025-05 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

E・Jホールディングス株式会社は、官公庁の公共事業を主戦場とする総合建設コンサルタントグループの純粋持株会社です。中核子会社の株式会社エイト日本技術開発を中心に、企画・計画、設計、診断、測量、地質調査を一貫して提供しています。

  • 主要製品・サービス:橋梁、道路、河川、下水道などのインフラ整備に係るコンサルティング、災害復旧支援、地質調査。
  • 主要顧客:国土交通省、地方自治体等の官公庁。官公庁への売上依存度は約85%と極めて高いのが特徴です。
  • 競合環境:日本建設コンサルタント等の大手と同質競争にありますが、地質調査の深掘りや防災・減災分野での強みを背景に、参入障壁の高い公共案件で安定的な地位を築いています。

2. 要点(3行)

  1. 大型M&Aによる規模拡大:2024年9月に東京ソイルリサーチを約76億円で買収し、売上高は前期比14.8%増の427億円と大幅成長したが、買収資金による借入金増で自己資本比率は78.7%から65.5%へ低下。
  2. 堅実な収益構造とコスト圧迫:営業利益は44.8億円(同3.1%増)と増益を確保したが、人件費上昇や外注費の高騰により、利益面では期初計画をわずかに下回る着地となった。
  3. 高水準の株主還元と成長投資の両立:配当性向60.3%、DOE 3.0%以上を掲げ、成長戦略「Plan 2027」で2028年5月期に売上高500億円、ROE 10%以上の達成を目指す攻撃的な姿勢。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上・利益:売上高は427.05億円(前期比14.8%増)、営業利益44.81億円(同3.1%増)。増収の主因は東京ソイルリサーチの連結化(8ヶ月分)ですが、既存事業でも防災・減災、老朽化対策の需要が底堅く推移しました。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
  • 🔒 事業セグメント別の明暗
  • 🔒 成長戦略の具体性と進捗
  • 🔒 重大なリスク
  • 🔒 株主還元姿勢
  • 🔒 キャッシュフローの質
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  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

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市場ポジション

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  • 🔒 収益性・効率性・成長性・回転・安全性・割安の6カテゴリ別スコア(市場内・業種内)
  • 🔒 各指標の市場内・業種内ランキング(例:営業利益率 12位 / 1,100社)
  • 🔒 レーダーチャートによる強み・弱みの一覧

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年05月期2022年05月期2023年05月期2024年05月期2025年05月期
連結経営指標等
売上高 343.3億円 366.7億円 375.1億円 372.1億円 427.1億円
経常利益又は経常損失(△) 40.5億円 47.1億円 46.2億円 46.0億円 46.3億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 27.8億円 31.2億円 30.5億円 30.3億円 32.0億円
包括利益 30.7億円 31.0億円 30.4億円 34.8億円 27.2億円
純資産額 255.0億円 275.4億円 298.7億円 325.9億円 340.5億円
総資産額 375.1億円 392.4億円 391.9億円 414.2億円 520.1億円
1株当たり純資産額 1,601.13円/株 1,763.46円/株 1,910.56円/株 2,078.04円/株 2,167.73円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 187.47円/株 197.46円/株 195.32円/株 193.62円/株 204.06円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 68.0% 70.2% 76.2% 78.7% 65.5%
自己資本利益率 12.2% 11.8% 10.6% 9.7% 9.6%
株価収益率 570.0% 580.0% 770.0% 920.0% 780.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 34.0億円 9.6億円 13.8億円 39.4億円 41.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -7.5億円 -5.0億円 -14.9億円 -9.4億円 -79.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 16.3億円 -13.2億円 -9.2億円 -10.6億円 59.4億円
現金及び現金同等物の残高 178.9億円 170.2億円 159.9億円 179.3億円 202.4億円
従業員数 162100.0% 168600.0% 172100.0% 171300.0% 205200.0%
平均臨時雇用人員 25600.0% 25300.0% 30700.0% 32800.0% 29100.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 281.5億円 338.3億円
固定資産 132.7億円 181.8億円
資産 414.2億円 520.1億円
負債の部
流動負債 80.8億円 100.6億円
固定負債 7.5億円 79.0億円
負債 88.3億円 179.6億円
純資産の部
株主資本 313.8億円 333.2億円
評価・換算差額等 12.0億円 7.2億円
非支配株主持分 0.1億円 0.1億円
純資産 325.9億円 340.5億円
負債純資産 414.2億円 520.1億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高
売上原価
売上総利益又は売上総損失(△) 124.7億円 142.5億円
販売費及び一般管理費 81.3億円 97.7億円
営業利益又は営業損失(△) 43.5億円 44.8億円
営業外収益 3.1億円 3.0億円
営業外費用 0.7億円 1.5億円
経常利益又は経常損失(△) 46.0億円 46.3億円
特別利益 0.0億円 5.6億円
特別損失 0.1億円 2.7億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 45.9億円 49.2億円
法人税、住民税及び事業税 15.3億円 18.0億円
法人税等調整額 0.3億円 -0.8億円
法人税等 15.6億円 17.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) 30.3億円 32.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 30.3億円 32.0億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 39.4億円 41.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -9.4億円 -79.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -10.6億円 59.4億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 0.0億円 -0.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 19.4億円 21.7億円
現金及び現金同等物の残高 179.3億円 202.4億円
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 1.4億円
現金及び現金同等物の残高 179.3億円 202.4億円