セーラー広告株式会社は、四国・中国・九州エリアおよび東京を主要地盤とする総合広告会社です。
- 事業内容: テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の四媒体広告のほか、デジタル広告(SNS、動画配信)、セールスプロモーション、催事・イベントの企画・運営を主軸としています。また、地域商社として「徳島・香川トモニ市場」の運営を行うリテール事業も展開しています。
- 主要製品・サービス: 広告枠の販売、Webサイト構築、アプリ制作、地域ブランド開発、ECサイト運営。
- 主要顧客: 地方自治体、官公庁、地域密着型の地元企業。
- 競合環境: 電通・博報堂等の大手広告代理店の地方拠点や、地場有力広告会社、およびインターネット専業広告代理店との競争状態にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
0.5%
≧10%が優良
ROA
0.2%
≧5%が優良
ROE
1.4%
≧10%が優良
ROIC
0.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-74.3%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 総売上高は79.6億円(前期比4.5%増)と増収を確保したが、賃上げやM&A関連費用、社内DX投資が重なり、営業利益は974万円(同74.3%減)と大幅な減益。
- 高知エリアのシェア拡大を狙い「株式会社メディア・エーシー」を子会社化し、2025年4月に既存子会社と合併(商号:株式会社adear)させるなど、地域ドミナント戦略を加速。
- 自己資本比率は48.0%と財務健全性は維持しているが、リテール事業の赤字継続(1,494万円のセグメント損失)と極めて低いROE(1.3%)が課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: -1.0億円 / 予想: 1.5億円
+4.7%
売上高
実績: 4.2億円 / 予想: 未開示
+6.1%
2Q
営業利益
実績: -1.3億円 / 予想: 1.5億円
+20.8%
売上高
実績: 8.9億円 / 予想: 未開示
+5.5%
3Q
営業利益
実績: -2.0億円 / 予想: 1.5億円
+7.4%
売上高
実績: 14.2億円 / 予想: 未開示
+7.8%
通期
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 22.2億円 / 予想: 未開示
+6.1%
3行解説
- 利益面の苦戦: 前期の大型スポット案件の反動減に加え、デジタル・空間プロデュース領域の専門人材採用やAIツール導入などの先行投資が重なり、営業利益は2,314万円の損失(前期は974万円の利益)となりました。
- 戦略的M&Aの実施: 2025年10月に株式会社フェローを子会社化し、「ソフト開発事業」を新設。デジタル技術を活用したコンサルティング型ソリューションへの転換を加速させています。
- 次期のV字回復予想: 2027年3月期は、地域活性化需要の取り込みや子会社の通期寄与により、売上高82億円(前期比4.3%増)、営業利益1.8億円を見込む強気の見通しを示しています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +7.4% | +1.0% | +11.0% | +6.5% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +20.8% | +2.8% | +0.7% | -2.8% | +1.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +4.7% | -0.4% | -6.3% | +4.3% | -7.5% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -75.7% | +0.3% | +10.0% | +13.7% | +7.7% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -166.7% | +4.9% | -5.6% | -1.9% | -4.5% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)