企業解説
1. 企業概要
アミタホールディングス株式会社は、「持続可能社会の実現」を掲げ、企業のサステナビリティ経営や自治体の循環型地域運営を支援する「社会デザイン事業」を展開しています。
- 主要製品・サービス:
- トランジションストラテジー事業: 企業の循環型事業創出支援「Cyano Project」や環境認証審査。
- サーキュラーマテリアル事業: 廃棄物を100%再資源化し、天然資源の代替製品(サーキュラーマテリアル)を製造・供給。
- 海外統括事業: マレーシア、インドネシア等での再資源化事業。
- サーキュラーマネジメント事業: 廃棄物管理のIT化・BPOサービス。
- 主要顧客: 製造業(セメント、鉄鋼、非鉄金属、半導体等)および地方自治体。大平洋金属がその他の関係会社(議決権33%被所有)であり、営業・資本業務提携関係にあります。
- 競合環境: 従来の廃棄物処理業者とは、コンサルティングと高度な再資源化技術を組み合わせた独自のポジションで差別化を図っていますが、ネット普及によるマッチング価格の低廉化や市場参入者の増加が競合要因となっています。
2. 要点(3行)
- 国内製造業の生産調整による取扱量減少を受け、売上高は48.66億円(前期比1.3%減)、経常利益は4.70億円(同15.8%減)と減収減益。
- 2026年7月稼働予定の姫路スマートファクトリー(総投資額13.7億円)を中心に、AIを活用した資源生産性モデル「サーキュラー3.0」への転換を急ぐ。
- 利益成長は足踏み状態にあるが、1株当たり配当は5円(前期4円から増配予定)とし、株主還元姿勢を強化している。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高・利益: 当連結会計年度の売上高は48.66億円(前期比1.3%減)、営業利益は4.36億円(同7.9%減)、経常利益は4.70億円(同15.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.11億円(同26.5%減)となりました。減益の主な理由は、顧客企業(特にセメント業界)の生産計画収縮に伴う循環資源の取扱量減少と、高単価案件の減少です。
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- 🔒 業績・収益性のトレンド
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プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上高 | 51.6億円 | 48.2億円 | 45.4億円 | 49.3億円 | 48.7億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 6.3億円 | 7.2億円 | 5.3億円 | 5.6億円 | 4.7億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 6.3億円 | 5.3億円 | 3.1億円 | 4.2億円 | 3.1億円 |
| 包括利益 | 6.5億円 | 5.6億円 | 3.1億円 | 4.8億円 | 3.4億円 |
| 純資産額 | 14.6億円 | 20.0億円 | 22.7億円 | 27.3億円 | 30.0億円 |
| 総資産額 | 44.3億円 | 48.2億円 | 61.8億円 | 65.9億円 | 76.8億円 |
| 1株当たり純資産額 | 82.97円/株 | 113.69円/株 | 128.77円/株 | 152.01円/株 | 167.5円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | 36.08円/株 | 30.29円/株 | 17.57円/株 | 24.11円/株 | 17.72円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | 30.22円/株 | — | — | — |
| 自己資本比率 | 32.9% | 41.4% | 36.6% | 40.5% | 38.3% |
| 自己資本利益率 | 55.9% | 30.8% | 14.5% | 17.2% | 11.1% |
| 株価収益率 | 1570.0% | 3869.0% | 3062.0% | 1340.0% | 1659.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 8.7億円 | 5.9億円 | 7.3億円 | 4.7億円 | 5.8億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -0.7億円 | -0.7億円 | -4.4億円 | -5.1億円 | -8.0億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -6.5億円 | -1.4億円 | 7.5億円 | -1.1億円 | 6.0億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 13.9億円 | 17.8億円 | 28.3億円 | 27.3億円 | 31.2億円 |
| 従業員数 | 15700.0% | 16900.0% | 17800.0% | 18400.0% | 18900.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 7000.0% | 7000.0% | 6600.0% | 5800.0% | 3700.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 38.5億円 | 43.2億円 |
| ▶ 固定資産 | 27.4億円 | 33.6億円 |
| 資産 | 65.9億円 | 76.8億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 16.6億円 | 18.7億円 |
| ▶ 固定負債 | 22.0億円 | 28.1億円 |
| 負債 | 38.6億円 | 46.8億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 25.7億円 | 28.1億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 1.0億円 | 1.3億円 |
| 非支配株主持分 | 0.7億円 | 0.6億円 |
| 純資産 | 27.3億円 | 30.0億円 |
| 負債純資産 | 65.9億円 | 76.8億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 49.3億円 | 48.7億円 |
| 売上原価 | 27.1億円 | 26.8億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 22.3億円 | 21.8億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 17.5億円 | 17.5億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 4.7億円 | 4.4億円 |
| ▶ 営業外収益 | 1.2億円 | 0.9億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.3億円 | 0.6億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 5.6億円 | 4.7億円 |
| ▶ 特別利益 | 0.0億円 | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.6億円 | 0.0億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 5.0億円 | 4.7億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 1.8億円 | 1.7億円 |
| 法人税等調整額 | -1.0億円 | -0.1億円 |
| 法人税等 | 0.8億円 | 1.6億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 4.2億円 | 3.1億円 |
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | -0.0億円 | 0.0億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 4.2億円 | 3.1億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 4.7億円 | 5.8億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -5.1億円 | -8.0億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -1.1億円 | 6.0億円 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 0.5億円 | 0.1億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -1.0億円 | 3.9億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 27.3億円 | 31.2億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 27.3億円 | 31.2億円 |