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森永製菓 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • コスト増を価格転嫁で凌ぎ増益達成: 2025年3月期は原材料高(カカオ等)の逆風(-78.7億円)を、価格改定(+39.4億円)と増収効果(+35.2億円)で吸収し、営業利益は前期比4.9%増の212億円で着地。
  • 2026年3月期は「踊り場」の予想: 売上高は4.8%増の2,400億円と成長を維持する一方、カカオ高騰の影響が継続し、営業利益は0.6%増の214億円と微増に留まる保守的な計画。
  • 株主還元を大幅強化: 配当を前期比5円増の65円(予想)とし、さらに55億円(200万株)を上限とする自己株式取得と消却を発表。資本効率(ROIC)重視の姿勢を鮮明化。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 2,289億5,700万円(前期比+7.3%)
  • 営業利益: 212億6,600万円(前期比+4.9%)
  • 経常利益: 223億400万円(前期比+6.0%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 177億1,000万円(前期比+16.9%)

進捗率と勢いの分析: 通期計画(売上2,280億円、営業利益210億円:期中予想)に対して、売上・利益ともに100%超の達成となりました。第3四半期時点での懸念を跳ね返し、菓子食品や冷菓の好調が下支えしました。ただし、2026年3月期の営業利益予想(214億円)は、2025年度の実績からほぼ横ばいであり、原材料コストの激化により利益成長の勢いは一時的に鈍化する見通しです。

3. セグメント別のモメンタム

  • 菓子食品事業(勢い:強): 売上高844億円(前期比+6.6%)。「ハイチュウ」50周年、「森永ラムネ」の受験需要が牽引。「森永ココア」も価格改定後も好調を維持し前期比133%と大幅伸長。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 2289.6億円 +7.3% 2133.7億円
営業利益 212.7億円 +4.9% 202.7億円
経常利益 223.0億円 +6.0% 210.4億円
当期純利益(親会社帰属) 177.1億円 +16.9% 151.5億円
包括利益 172.0億円 -15.5% 203.6億円
1株当たり当期純利益 200.85円 165.6円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2099.9億円 2236.4億円
純資産 1323.9億円 1326.5億円
自己資本比率 62.3% 58.7%
自己資本 1308.7億円 1312.0億円
1株当たり純資産 1,523.09円 1,448.01円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 13.5% 11.8%
ROA(総資産経常利益率) 10.3% 9.8%
売上高営業利益率 9.3% 9.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 107.6億円 301.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -98.4億円 -53.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -180.1億円 -140.7億円
期末現金及び現金同等物残高 308.4億円 471.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 2400.0億円 +4.8%
営業利益 214.0億円 +0.6%
経常利益 217.0億円 -2.7%
当期純利益 178.0億円 +0.5%
1株当たり当期純利益 211.69円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 55円 60円
配当性向:当期 29.9% / 前期 33.2% 純資産配当率:当期 4.0% / 前期 4.0%