短信要約
1. 要点(3行)
- 基幹システム刷新に伴う障害で「チルド商品」の出荷が停止し、乳業事業を中心に国内業績が大幅減益となる大苦戦の決算。
- 国内の落ち込みを海外事業(中国・ASEAN・米国)の増収増益(営業利益は前年比2倍の83億円)が下支えした構図。
- 次期(2025年12月期)はシステム障害の影響解消と海外の成長継続により、営業利益62.7%増のV字回復を見込む強気な計画。
2. 直近の業績と進捗率
2024年12月期(通期)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 3,311億円(前年同期比 0.4%減)
- 営業利益: 110億円(同 40.6%減)
- 経常利益: 133億円(同 37.3%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 81億円(同 42.6%減)
進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績ですが、期初予想(当初営業利益160億円)に対して、システム障害という一過性の要因により、着地は大幅な下振れとなりました。前年の営業利益186億円から約75億円の減益となっており、国内事業のモメンタムは一時的に著しく悪化しています。ただし、純利益ベースではシステム障害対応費用(特別損失 64億円)を計上しながらも、81億円を確保しました。
3. セグメント別のモメンタム
- 勢い(加速): 海外事業。売上高 823億円(15.6%増)、営業利益 83億円(101.4%増)と極めて好調。特に中国、ASEAN、米国での原価率低下と増収が寄与しています。
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今期実績
2024-01 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-01 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3311.3億円 | -0.4% | 3325.9億円 |
| 営業利益 | 110.7億円 | -40.6% | 186.2億円 |
| 経常利益 | 133.5億円 | -37.3% | 212.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 81.1億円 | -42.6% | 141.3億円 |
| 包括利益 | 173.4億円 | -26.1% | 234.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 127.53円 | — | 222.25円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2023-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3777.7億円 | 3957.4億円 |
| 純資産 | 2726.0億円 | 2631.2億円 |
| 自己資本比率 | 72.0% | 66.3% |
| 自己資本 | 2720.1億円 | 2625.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 4,272.45円 | 4,128.69円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 3.0% | 5.6% |
| ROA(総資産経常利益率) | 3.5% | 5.6% |
| 売上高営業利益率 | 3.3% | 5.6% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 18.1億円 | 280.6億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -102.5億円 | -86.1億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -392.5億円 | -61.8億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 566.1億円 | 946.9億円 |
来期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3700.0億円 | +11.7% |
| 営業利益 | 180.0億円 | +62.7% |
| 経常利益 | 195.0億円 | +46.1% |
| 当期純利益 | 120.0億円 | +47.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 188.49円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 40円 | 45円 |
| 期末 | 40円 | 45円 |
配当性向:当期 70.6% / 前期 36.0%
純資産配当率:当期 2.1% / 前期 2.0%