短信要約
1. 要点(3行)
- TH FOODSの完全子会社化が最大トピックス: 米国TH FOODS社の連結化により売上高が前年同期比40.8%増、営業利益が49.3%増と急拡大し、成長フェーズが鮮明となった。
- 段階取得に係る差益205億円を計上: 連結化に伴う一過性の利益計上で親会社株主に帰属する四半期純利益は219億円と爆発的に増加したが、実力値としての経常利益は為替差益の剥落等で26.7%減となった。
- 国内の苦戦を海外・食品がカバーする構造: 原料米高騰で国内米菓事業が減益(9.2%減)となる一方、黒字転換した海外事業と大幅増益の食品事業がグループ全体の成長を牽引している。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の着地は以下の通りです。
- 売上高: 338.7億円(前年同期比 +40.8%)
- 営業利益: 16.0億円(同 +49.3%)
- 経常利益: 14.9億円(同 △26.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 219.8億円(前年同期は11.9億円)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高進捗率:24.6%(通期予想1,375億円に対し)
- 営業利益進捗率:22.9%(通期予想70億円に対し)
- 純利益進捗率:90.8%(通期予想242億円に対し)
前年同期の売上進捗率(17.5%)と比較して、TH FOODS連結化の影響で売上の勢いは大幅に加速しています。純利益は一過性の差益によりほぼ通期目標を達成していますが、営業利益ベースでは概ね計画通りの進捗です。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内米菓事業(減速): 売上高176.4億円(4.1%増)に対し、営業利益は9.9億円(9.2%減)。主力6ブランド(柿の種、つまみ種等)は堅調なものの、原料米の価格高騰が利益を圧迫。価格改定を第2四半期に予定しており、足元はコスト増が先行。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 338.7億円 | +40.8% | 240.7億円 |
| 営業利益 | 16.0億円 | +49.3% | 10.7億円 |
| 経常利益 | 15.0億円 | -26.7% | 20.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 219.9億円 | — | 11.9億円 |
| 包括利益 | 177.7億円 | +731.7% | 21.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 1,042.87円 | — | 56.52円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1670.5億円 | 1238.6億円 |
| 純資産 | 955.3億円 | 789.1億円 |
| 自己資本比率 | 55.4% | 61.0% |
| 自己資本 | 925.8億円 | 755.9億円 |
| 1株当たり純資産 | 4,391.08円 | 3,585.5円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1375.0億円 | +33.2% |
| 営業利益 | 70.0億円 | +27.3% |
| 経常利益 | 72.0億円 | +4.1% |
| 当期純利益 | 242.0億円 | +972.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 1,147.83円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 15円 予想 |
| 期末 | 42円 | 43円 予想 |
| 年間合計 | 57円 | 58円 予想 |