亀田製菓株式会社は、国内米菓市場で圧倒的シェアを持つリーディングカンパニーです。「亀田の柿の種」「ハッピーターン」などの強力なブランドを軸とする「国内米菓事業」に加え、米国・タイ・ベトナム等で展開する「海外事業」、長期保存食(尾西食品等)や植物性乳酸菌を手掛ける「食品事業」の3つを柱としています。競合環境としては、国内では原材料米の価格高騰やスナック菓子との競合が激化しており、付加価値戦略への転換を急いでいます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
5.3%
≧10%が優良
ROA
4.5%
≧5%が優良
ROE
7.1%
≧10%が優良
ROIC
5.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
23.1%
≧10%が優良
EPS成長率
140.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比8.1%増の1,032.6億円、純利益は140.0%増の54.1億円と大幅な増益を達成し、収益性の回復が鮮明となった。
- 海外事業が通期で初の黒字化(営業利益1.3億円)を達成し、不振だった米国子会社MGCの譲渡と優良会社TH FOODSの完全子会社化という大胆な事業再編を断行した。
- 自己資本比率は61.0%と高水準を維持しつつ、成長投資として約640億円規模の北米M&A資金を借入金で手当てするなど、攻めの財務戦略へシフトしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 16.0億円 / 予想: 70.0億円
+49.3%
売上高
実績: 338.7億円 / 予想: 1375.0億円
+40.8%
2Q
営業利益
実績: 21.9億円 / 予想: 70.0億円
+23.9%
売上高
実績: 657.7億円 / 予想: 1375.0億円
+35.4%
3Q
営業利益
実績: 61.9億円 / 予想: 70.0億円
+43.6%
売上高
実績: 1043.1億円 / 予想: 1375.0億円
+34.9%
通期
営業利益
実績: 75.3億円 / 予想: 未開示
+36.9%
売上高
実績: 1380.5億円 / 予想: 未開示
+33.7%
3行解説
- 北米の持分法適用関連会社であったTH FOODS, INC.の完全子会社化により、売上高が前期比33.7%増、営業利益が36.9%増と大幅な増収増益を達成。
- 段階取得に係る差益205.9億円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は246.4億円(前期比354.9%増)と過去最高水準を記録。
- 2026年4月1日付で1株につき3株の株式分割を実施し、実質的な増配(前期66円に対し分割前換算で72円)を予定するなど株主還元を強化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +36.9% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +43.6% | +2.2% | +2.1% | +4.4% | -60.4% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +23.9% | -3.8% | -1.1% | +3.3% | -1.6% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | +49.3% | +12.7% | +2.7% | +1.2% | -4.5% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +23.1% | -1.6% | -1.7% | -7.4% | +2.0% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +48.8% | -1.8% | +1.0% | +0.9% | +2.3% |
有価証券報告書
2025-06-17 有価証券報告書-第68期(2024/04/01-2025/03/31)