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林兼産業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益の急伸と特別配当: 2025年3月期は、飼料事業の好調により営業利益が前期比54.1%増の10.7億円と大幅増益を達成。普通配当15円に特別配当10円を加え、前期比10円増の25円配当を実施。
  • 飼料事業が牽引、食品事業は苦戦: 養魚用飼料の販売増と生産効率改善で飼料事業が大幅増益(77.1%増)となった一方、食品事業は「霧島黒豚」の農場成績悪化等により42.3%の減益と明暗が分かれた。
  • 次期見通しは弱含み: 2026年3月期の通期予想は、原材料高や為替の不透明感を背景に、売上高2.6%減、営業利益11.7%減と、現時点では保守的な減収減益シナリオを提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 492.67億円(前期比4.0%増)
  • 営業利益: 10.76億円(前期比54.1%増)
  • 経常利益: 13.63億円(前期比49.3%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 10.55億円(前期比40.9%増)

進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績のため進捗率は100%ですが、前期(2024年3月期)の営業増益率98.5%に対し、今期も54.1%増と高い成長勢いを維持しました。特に経常利益については、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益(4.32億円)も寄与し、最終利益とともに過去実績と比較して高い水準で着地しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 飼料事業(強い勢い): 売上高268.30億円(前期比8.3%増)、セグメント利益16.61億円(前期比77.1%増)。養魚用飼料の販売数量増加に加え、生産効率の改善が利益を大きく押し上げました。外部環境としての魚価相場は低調でしたが、販売増でカバーしています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 492.7億円 +4.0% 473.8億円
営業利益 10.8億円 +54.1% 7.0億円
経常利益 13.6億円 +49.3% 9.1億円
当期純利益(親会社帰属) 10.6億円 +40.9% 7.5億円
包括利益 9.2億円 -34.6% 14.0億円
1株当たり当期純利益 123.42円 85.9円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 276.3億円 290.4億円
純資産 117.9億円 110.9億円
自己資本比率 42.7% 38.2%
自己資本 117.9億円 110.9億円
1株当たり純資産 1,395.72円 1,285.21円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.2% 7.1%
ROA(総資産経常利益率) 4.8% 3.3%
売上高営業利益率 2.2% 1.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 11.1億円 35.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 8.8億円 -4.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -13.6億円 -12.4億円
期末現金及び現金同等物残高 31.5億円 25.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 480.0億円 -2.6%
営業利益 9.5億円 -11.7%
経常利益 11.5億円 -15.7%
当期純利益 8.0億円 -24.2%
1株当たり当期純利益 94.69円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 15円 25円
配当性向:当期 20.3% / 前期 17.5% 純資産配当率:当期 1.9% / 前期 1.2%