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ギグワークス 事業分析

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有価証券報告書(2024-10 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

ギグワークス株式会社は、「日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマー」を掲げ、ギグワーカー(独立・単発労働者)と企業をマッチングするサービスを主軸に展開しています。事業は以下の4セグメントで構成されています。

  • オンデマンドエコノミー事業:セールスプロモーション、コールセンター、IT機器設定、Web3(Snap to earnアプリ「SNPIT」)など。
  • デジタルマーケティング事業:グループ化した「日本直販」を通じたカタログ・EC通販。
  • システムソリューション事業:ITエンジニアの派遣・受託開発、自社CRMシステムの販売。
  • シェアリングエコノミー事業:起業家・法人向けシェアオフィス「nex」の運営。

競合環境は、IT人材派遣やBPO業界(アデコ、パソナ等)に加え、通販・シェアオフィス市場の各専業者と多方面で競合しており、特にIT人材の獲得競争と価格競争が激化しています。

2. 要点(3行)

  • Web3事業(SNPIT)への先行投資6億円超や本社移転費用が重なり、売上高253.69億円(前年比4.0%減)、営業利益は4.04億円の赤字に転落した。
  • シェアリングエコノミー事業が売上高54.64億円(前年比24.2%増)、セグメント利益5.16億円とV字回復を達成し、グループの成長を牽引している。
  • 営業キャッシュ・フローが4.52億円のマイナスに転じ、配当も1円(前年4円)へ大幅減配するなど、資金繰りと収益性の改善が急務となっている。

3. 業績・収益性のトレンド

当連結会計年度の業績は、売上高253.69億円(前年比4.0%減)、営業損失4.04億円(前年は1.11億円の黒字)、親会社株主に帰属する当期純損失7.25億円(前年は7.18億円の損失)と厳しい結果となりました。

  • ROE(自己資本利益率):△26.7%(前年△21.1%)と、2期連続の多額の純損失により収益性は著しく低下しています。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2020年10月期2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期
連結経営指標等
売上高 197.7億円 211.7億円 229.3億円 264.3億円 253.7億円
経常利益又は経常損失(△) 10.0億円 9.4億円 4.8億円 1.1億円 -4.3億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 6.6億円 4.3億円 2.3億円 -7.2億円 -7.3億円
包括利益 6.8億円 4.1億円 2.1億円 -7.2億円 -7.4億円
純資産額 39.3億円 42.4億円 39.2億円 31.0億円 25.6億円
総資産額 103.7億円 106.4億円 106.8億円 91.9億円 82.7億円
1株当たり純資産額 189.96円/株 204.32円/株 195.41円/株 151.44円/株 123.47円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 32.65円/株 21.47円/株 11.83円/株 -36.63円/株 -36.66円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 31.98円/株 20.91円/株 11.67円/株
自己資本比率 37.0% 38.9% 35.8% 32.5% 29.6%
自己資本利益率 18.6% 10.9% 5.8% -21.1% -26.7%
株価収益率 2130.0% 2950.0% 2660.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 9.4億円 9.6億円 -3.7億円 11.3億円 -4.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3.9億円 -11.6億円 -8.4億円 -3.9億円 -2.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 7.3億円 5.5億円 -6.2億円 -5.8億円 -3.0億円
現金及び現金同等物の残高 40.6億円 44.1億円 25.9億円 27.5億円 17.4億円
従業員数 78200.0% 81000.0% 83700.0% 80400.0% 82600.0%
平均臨時雇用人員 14000.0% 12100.0% 18900.0% 12600.0% 10700.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 62.2億円 57.2億円
固定資産 29.7億円 25.3億円
繰延資産 0.2億円
資産 91.9億円 82.7億円
負債の部
流動負債 46.8億円 41.9億円
固定負債 14.2億円 15.3億円
負債 61.0億円 57.2億円
純資産の部
株主資本 29.8億円 24.4億円
評価・換算差額等 0.1億円 0.1億円
新株予約権 1.1億円 1.0億円
非支配株主持分 0.1億円
純資産 31.0億円 25.6億円
負債純資産 91.9億円 82.7億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 264.3億円 253.7億円
売上原価 199.4億円 194.2億円
売上総利益又は売上総損失(△) 64.9億円 59.5億円
販売費及び一般管理費 63.8億円 63.6億円
営業利益又は営業損失(△) 1.1億円 -4.0億円
営業外収益 0.3億円 0.3億円
営業外費用 0.3億円 0.6億円
経常利益又は経常損失(△) 1.1億円 -4.3億円
特別利益 0.0億円 0.5億円
特別損失 6.6億円 0.6億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) -5.5億円 -4.3億円
法人税、住民税及び事業税 0.7億円 1.2億円
法人税等調整額 1.0億円 1.8億円
法人税等 1.7億円 3.0億円
当期純利益又は当期純損失(△) -7.2億円 -7.3億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) -0.1億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -7.2億円 -7.3億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 11.3億円 -4.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -3.9億円 -2.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -5.8億円 -3.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1.6億円 -10.1億円
現金及び現金同等物の残高 27.5億円 17.4億円
現金及び現金同等物の残高 27.5億円 17.4億円