短信要約
1. 要点(3行)
- 不採算事業の売却による最終黒字化: 「デジタルマーケティング事業(日本直販)」を売却し、関係会社株式売却益8.64億円を特別利益に計上したことで、前年同期の赤字から親会社株主に帰属する四半期純利益1.85億円へと黒字転換した。
- 主力2事業の力強い成長: シェアリングエコノミー事業(利益+65.1%)とシステムソリューション事業(利益+16.5%)が大幅な増益を達成し、グループの収益基盤を下支えしている。
- Web3事業の先行投資負担が継続: ブロックチェーン関連の「Web3サービス事業」で5.27億円のセグメント損失を計上。先行投資によるコストが営業利益・経常利益を圧迫する構図が続いている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年10月期 第3四半期累計(9ヶ月)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 167.12億円(前年同期比13.5%減、通期計画219億円に対する進捗率 76.3%)
- 営業利益: △1.93億円(前年同期は△1.98億円、通期計画0.1億円に対し未達圏内)
- 経常利益: △2.84億円(前年同期は△1.75億円、通期計画△0.9億円に対し赤字幅拡大)
- 四半期純利益: 1.85億円(前年同期は△3.29億円、通期計画0.4億円に対し進捗率 462.5%)
分析: 売上高は事業売却の影響で減収ですが、進捗率76.3%は概ね計画通りです。純利益が計画を大幅に超過しているのは、一過性の売却益によるものです。本業の儲けを示す営業利益は、通期計画(1,000万円)の達成に向けて第4四半期で約2億円の黒字化が必要であり、ハードルは高い状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- シェアリングエコノミー事業【強い勢い】: 売上高46.73億円(+19.1%)、利益5.71億円(+65.1%)。シェアオフィスの会員数増加(24,200人)や、不動産再生「バリューアッド事業」の第1号案件完了が大きく寄与。
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今期累計実績
2024-11 〜 2025-07
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-11 〜 2024-07 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 167.1億円 | -13.5% | 193.3億円 |
| 営業利益 | -1.9億円 | — | -2.0億円 |
| 経常利益 | -2.8億円 | — | -1.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.9億円 | — | -3.3億円 |
| 包括利益 | 1.8億円 | — | -3.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 9.35円 | — | -16.65円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 9.33円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-07末 | 2024-10末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 75.9億円 | 82.7億円 |
| 純資産 | 27.1億円 | 25.6億円 |
| 自己資本比率 | 34.5% | 29.6% |
| 自己資本 | 26.1億円 | 24.5億円 |
通期予想
2024-11 〜 2025-10
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 219.0億円 | -13.7% |
| 営業利益 | 10,000,000円 | — |
| 経常利益 | -90,000,000円 | — |
| 当期純利益 | 40,000,000円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 2.02円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 1円 | 2円 予想 |
| 年間合計 | 1円 | 2円 予想 |