株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、ゲーム事業を源泉としつつ、ライブストリーミング、スポーツ、ヘルスケア・メディカルなど多角的に事業を展開する「インターネットとリアルの融合」を企図した企業です。 収益構造は、外部IP(知的財産)を活用したモバイルゲームの配信、コミュニティ重視のライブ配信アプリ「Pococha」による課金、プロ野球団「横浜DeNAベイスターズ」を中心とした興行・スタジアム運営、そして医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するヘルスケア事業から成ります。特定のヒット作に依存しやすいゲーム事業のボラティリティを、ストック型の要素を持つ他事業で補完するポートフォリオ経営を目指しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
17.7%
≧10%が優良
ROA
7.9%
≧5%が優良
ROE
—
≧10%が優良
ROIC
—
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
19.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 創業者の強いリーダーシップのもと、ゲーム依存から脱却し、ライブストリーミングやスポーツ、医療DXを柱とする多角化ポートフォリオへの転換を加速させている。
- 任天堂等の有力IPパートナーとの強固な関係と、プロスポーツを核とした「コミュニティ形成力」を構造的な強みとして、リアルの接点を持つ独自経済圏を構築。
- 潤沢なネットキャッシュと巨額の任天堂株式(約889億円)を保有し、それを原資とした新規事業への先行投資と株主還元を両立させる資本配分を行っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-05 15:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 138.0億円 / 予想: 未開示
+619.9%
売上高
実績: 417.3億円 / 予想: 未開示
+22.8%
2Q
営業利益
実績: 249.5億円 / 予想: 未開示
+354.1%
売上高
実績: 831.5億円 / 予想: 未開示
+18.3%
3Q
営業利益
実績: 168.9億円 / 予想: 170.0億円
-19.5%
売上高
実績: 1144.5億円 / 予想: 1465.0億円
-1.9%
3行解説
- 主力3事業の好調と上方修正: ゲーム、ライブストリーミング、スポーツの主力事業が想定を上回って推移し、通期業績予想を上方修正。第3四半期時点で営業利益は通期計画(170億円)に対し99.4%の進捗に達している。
- 「ポケポケ」効果と構造改革: 2024年10月リリースの『Pokémon Trading Card Game Pocket』が収益に貢献し、ゲーム事業は減収増益。ライブストリーミング事業も収益性重視への転換で黒字化した。
- 巨額減損と持分法利益の相殺: ヘルスケア・メディカル事業(アルム社)で96.14億円ののれん減損を計上したが、Cygames等の持分法投資利益(62.77億円、前年同期比2,201.4%増)が下支えした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | -19.5% | +2.8% | +1.5% | +2.7% | +3.7% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +354.1% | -2.1% | -6.9% | -10.0% | -9.7% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +619.9% | +0.5% | -9.1% | -8.8% | -13.4% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | — | -1.0% | -18.5% | -29.7% | -37.5% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -0.7% | +19.6% | +9.8% | +15.2% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第27期(2024/04/01-2025/03/31)