博報堂DYホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業回復も特別損失が重石: 国内広告市場の回復やインターネットメディアの伸長により、営業利益は375億円(前期比9.6%増)と増益を確保したが、北米の構造改革費用等の特損174億円が響き、最終利益は107億円(同56.8%減)と大幅減益で着地。
  • 次期のV字回復見通しと還元強化: 2026年3月期は特損の一巡により、親会社株主に帰属する当期純利益200億円(前期比85.7%増)と大幅な回復を計画。配当は32円を維持し、さらに100億円規模の自己株式取得を発表。
  • 海外事業の明暗: ASEAN地域は堅調に推移したものの、北米および中国市場が低迷。海外セグメント全体で75億円の営業損失を計上しており、北米における構造改革の成否が今後の焦点。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 収益: 9,533億円(前期比0.7%増)
  • 営業利益: 375億円(同9.6%増)
  • 経常利益: 426億円(同12.8%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 107億円(同56.8%減)

進捗率と勢いの変化: 通期計画に対する進捗は、営業利益・経常利益ともに概ね計画通り(100%)で着地しました。前期(2024年3月期)の営業利益が38.1%減と大きく落ち込んだのに対し、今期は9.6%増と増益に転じており、本業の収益性には回復の勢いが見られます。ただし、最終利益については期初予想を大きく下振れて着地した格好です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 国内事業(勢い:あり): 収益7,148億円、営業利益819億円。インターネットメディアおよびアウトドアメディアが前年を上回り、メディア合計で増収。マーケティング/プロモーションにおける大型案件の貢献もあり、21業種中13業種で前年を上回る堅調さを見せました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 9533.2億円 +0.7% 9467.8億円
営業利益 375.8億円 +9.6% 342.9億円
経常利益 426.6億円 +12.8% 378.1億円
当期純利益(親会社帰属) 107.7億円 -56.8% 249.2億円
包括利益 179.4億円 -52.6% 378.6億円
1株当たり当期純利益 29.32円 67.87円
希薄化後1株当たり純利益 29.31円 67.86円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 10501.9億円 10350.1億円
純資産 4136.8億円 4092.0億円
自己資本比率 37.2% 37.2%
自己資本 3902.6億円 3849.5億円
1株当たり純資産 1,062.25円 1,048.61円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 2.8% 6.7%
ROA(総資産経常利益率) 4.1% 3.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 824.5億円 98.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -135.3億円 63.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -458.5億円 11.0億円
期末現金及び現金同等物残高 2075.2億円 1800.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上収益 9700.0億円 +1.8%
営業利益 400.0億円 +6.4%
経常利益 430.0億円 +0.8%
当期純利益 200.0億円 +85.7%
1株当たり当期純利益 54.45円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 16円 16円
期末 16円 16円
配当性向:当期 109.1% / 前期 47.1% 純資産配当率:当期 3.0% / 前期 3.1%