株式会社出前館は、国内最大級のデリバリー総合サイト「出前館」を運営する企業です。加盟店からの手数料(サービス利用料・配達代行手数料)およびユーザーからの送料を主な収益源としています。
- 主要製品・サービス: フードデリバリープラットフォーム「出前館」、配達代行サービス「シェアリングデリバリー」。
- 主要顧客: 飲食店(加盟店)および一般消費者。
- 競合環境: Uber Eats等の海外勢との激しいシェア争いに加え、コロナ禍後の「巣ごもり需要」の一服、外食回帰による市場成長の鈍化に直面しています。2024年のフードデリバリー市場規模は前年比7.6%減の7,967億円と予測されるなど、環境は厳しさを増しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-26 提出)収益性
営業利益率
-12.4%
≧10%が優良
ROA
-11.3%
≧5%が優良
ROE
-15.3%
≧10%が優良
ROIC
-12.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-21.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比21.2%減の397.21億円、純損失は49.71億円の赤字。販促費の抑制で営業損失は縮小したものの、アクティブユーザー数は455万人(前期比16%減)と大幅に減少した。
- 2025年1月に自己株式の消却(48.42億円相当)を実施し、資本効率の適正化を図ったが、通期での営業キャッシュ・フローは49.7億円のマイナスとなり、依然としてキャッシュアウトが続いている。
- LINEヤフーとの共同サービス「Yahoo!クイックマート」を2025年8月に終了。収益モデルの再構築を模索しているが、市場の縮小傾向とユーザー離れが深刻な懸念材料である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -16.8億円 / 予想: -40.0億円
-320.3%
売上高
実績: 89.9億円 / 予想: 441.0億円
-18.6%
2Q
営業利益
実績: -32.0億円 / 予想: -40.0億円
-148.8%
売上高
実績: 179.8億円 / 予想: 441.0億円
-13.9%
3行解説
- 2026年8月期中間期の売上高は179.79億円(前年同期比13.9%減)、親会社株主に帰属する中間純損失は31.79億円と、前年同期(13.44億円の損失)から赤字幅が大幅に拡大した。
- 売上高の減少は、2025年8月期第2四半期よりクーポン費用を売上高から控除する会計処理を採用したことが主な要因。
- 中間期時点で通期営業損失予想40億円の80%に達しており、下期に向けた収益性の改善が急務となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | -148.8% | +0.7% | -5.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | -320.3% | -2.7% | -3.9% | -15.2% | -3.8% |
| 2025-10-15 | 2025年8月期 通期 | +17.8% | +1.5% | -3.0% | -17.1% | -24.3% |
| 2025-07-15 | 2025年8月期 第3四半期 | +40.8% | -0.5% | -26.1% | -32.7% | -41.3% |
| 2025-04-14 | 2025年8月期 第2四半期 | +70.7% | -0.5% | -7.5% | -9.5% | -15.1% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | +68.2% | -3.3% | -0.8% | -9.6% | -10.5% |
有価証券報告書
2025-11-26 有価証券報告書-第26期(2024/09/01-2025/08/31)