バリューコマース株式会社は、成果報酬型広告「アフィリエイト」を中核とするマーケティングソリューション企業です。
- 事業内容: アフィリエイト広告、ECサイト向けクリック課金型広告(StoreMatch)、CRMツール(STORE’s R∞)、および宿泊予約・管理システム等のトラベルテック事業を展開。
- 主要製品: 「バリューコマース アフィリエイト」、宿泊予約システム「DYNA IBE」。
- 主要顧客: LINEヤフー株式会社(売上高の11.0%を占める最重要パートナー)。
- 競合環境: ネット広告市場の成長(年率9.6%)は継続しているものの、外資大手プラットフォーマーの支配力増大や、生成AI普及による検索行動の変化(ゼロクリック化)など、既存の広告ビジネスモデルは激しい環境変化にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
8.2%
≧10%が優良
ROA
11.0%
≧5%が優良
ROE
3.9%
≧10%が優良
ROIC
6.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-20.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-52.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-80.1%
≧10%が優良
3行解説
- 主力だったECソリューション事業(LINEヤフー向けサービス)の終了に伴い、売上高が前年比20.5%減、純利益が82.9%減と大幅な減収減益。
- 固定資産について約12.7億円の減損損失を計上したことで利益が圧迫されたが、自己資本比率は75.5%と財務基盤は極めて強固。
- LINEヤフーとの資本・業務提携関係の変化を受け、独自のトラベルテックやインフルエンサー領域への投資による「脱・依存」と収益構造の再構築を急いでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-28 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.4億円 / 予想: -7.0億円
—
売上高
実績: 29.0億円 / 予想: 144.0億円
—
3行解説
- 2025年7月末の大型取引(「StoreMatch」等)終了の影響を大きく受け、第1四半期は営業損失2億3,500万円の赤字決算となった。
- 当期より連結決算から非連結決算へ移行しており、前年同期との単純比較は不可だが、通期で7億円の営業赤字を見込む厳しい期首計画通りの滑り出し。
- 広告事業の主軸が成果報酬型に絞られたほか、トラベルテック事業でも契約見直しによるセグメント損失が発生するなど、収益構造の転換期にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年12月期 第1四半期 | — | +1.6% | +1.1% | — | — |
| 2026-01-30 | 2025年12月期 通期 | -52.6% | -0.6% | -32.6% | -42.4% | -33.0% |
| 2025-10-28 | 2025年12月期 第3四半期 | -29.9% | -0.9% | -6.0% | -6.8% | -11.0% |
| 2025-07-28 | 2025年12月期 第2四半期 | -9.4% | +2.1% | +3.3% | -6.6% | -9.8% |
| 2025-04-30 | 2025年12月期 第1四半期 | -19.8% | -0.0% | -6.2% | -6.2% | -10.9% |
| 2025-01-31 | 2024年12月期 通期 | -20.4% | -0.7% | -37.5% | -29.0% | -27.3% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第30期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-25 有価証券報告書-第29期(2024/01/01-2024/12/31)