株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、国内トップクラスの建設コンサルタントグループを傘下に持つ純粋持株会社です。主要子会社の株式会社オリエンタルコンサルタンツおよび同グローバルを通じて、道路、鉄道、港湾などの社会インフラ整備に関わる企画・設計・マネジメントサービスを国内外で提供しています。
- 主要製品・サービス:インフラ整備の知的サービス(コンサルティング)、環境マネジメント(地質調査、解体工事)、ITソリューション。
- 主要顧客:国土交通省(売上高の13.6%)、フィリピン共和国運輸省(同15.7%)など官公庁・海外政府機関が中心。
- 競合環境:国内の公共投資および開発途上国の政府開発援助(ODA)案件において、日本工営などの大手建設コンサルタントと競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-23 提出)収益性
営業利益率
5.9%
≧10%が優良
ROA
7.8%
≧5%が優良
ROE
14.4%
≧10%が優良
ROIC
8.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
20.5%
≧10%が優良
EPS成長率
48.7%
≧10%が優良
3行解説
- 国内の防災・減災対策と海外(特にフィリピン)の超大型案件が牽引し、売上高953.6億円、経常利益57.7億円と過去最高水準の業績を達成。
- 成長戦略として海外M&A(チリ企業買収)を推進する一方、海外大型案件の進捗に伴う運転資金増により営業キャッシュ・フローが17.1億円の赤字に転落。
- 利益成長に基づき配当額を大幅増額し、1対2の株式分割を実施するなど株主還元に積極的だが、売上債権の急増による資金効率低下が懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-13 15:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 11.0億円 / 予想: 58.0億円
+46.9%
売上高
実績: 225.5億円 / 予想: 970.0億円
+10.9%
3行解説
- Q1大幅増益の好スタート: 売上高は前年同期比10.9%増、営業利益は46.9%増と大幅な伸長。特に環境マネジメント事業が利益面で全体を牽引した。
- 海外受注の加速と国内の反動: 海外受注高が大型案件により26.7%増と好調な一方、国内は前年の大型案件(解体工事)の反動で13.7%減となり、明暗が分かれた。
- 実質増配と株式分割: 2025年10付の1:2の株式分割後も期末配当予想125円を維持。分割前換算で250円となり、前期(240円)比で実質10円の増配計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | +46.9% | +2.7% | +1.6% | +3.4% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +20.5% | -0.1% | -6.3% | -8.3% | -6.1% |
| 2025-08-14 | 2025年9月期 第3四半期 | +33.4% | +2.9% | +6.2% | +19.2% | -48.7% |
| 2025-05-15 | 2025年9月期 第2四半期 | +29.3% | +6.0% | -5.2% | -4.1% | -4.2% |
| 2025-02-14 | 2025年9月期 第1四半期 | +26.7% | -0.3% | -6.9% | -11.6% | -1.8% |
有価証券報告書
2025-12-23 有価証券報告書-第20期(2024/10/01-2025/09/30)