オエノンホールディングス 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 酵素医薬品事業が利益成長を牽引: 主力の酒類事業が原材料高や製品構成の変化で12.8%の減益となる一方、酵素医薬品事業が輸出伸長と受託拡大により営業利益20.6%増と大幅に成長し、グループ全体の利益を下支えした。
  • 100周年記念配当と還元方針の強化: 創立100周年を記念し、期末配当を2円増額の10円(普通8円+記念2円)とした。新中期経営計画ではDOE2.5%程度、総還元性向30%以上を掲げ、株主還元への姿勢を鮮明にしている。
  • 新中期経営計画「2028」の始動: 酒類輸出の拡大(売上高23億円目標)や発酵受託ビジネスの強化を柱に、人口減少が続く国内市場に依存しない成長モデルへの転換を加速させる方針。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 841.04億円(前期比1.0%減)
  • 営業利益: 34.48億円(前期比3.8%減)
  • 経常利益: 36.29億円(前期比2.0%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 27.29億円(前期比19.6%減)

分析: 加工用澱粉事業の連結除外影響(前期比13.4億円減)もあり、売上高は微減となりました。利益面では、期初予想(営業利益34億円)をわずかに上回って着地したものの、前期の勢いと比較すると、原材料・エネルギー価格の高騰を価格改定で完全には補いきれず、小幅な減益を余儀なくされました。当期純利益の大きな減少は、前期に発生した関係会社株式売却益の剥落といった一過性要因が主因です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 酒類事業(減速): 売上高 787.15億円(前期比0.1%減)、営業利益 22.96億円(同12.8%減)。RTD(チューハイ)は好調でしたが、利益率の高いPB商品や甲類焼酎が減少。価格改定効果(+3.7億円)を、原材料高(▲1.9億円)や労務費増(▲1.3億円)、製品構成の変化(▲3.6億円)が上回りました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 841.0億円 +1.0% 849.5億円
営業利益 34.5億円 +3.8% 35.9億円
経常利益 36.3億円 +2.0% 37.0億円
当期純利益(親会社帰属) 27.3億円 +19.6% 33.9億円
包括利益 31.9億円 +18.5% 39.1億円
1株当たり当期純利益 47.39円 58.3円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 557.4億円 554.3億円
純資産 244.8億円 222.3億円
自己資本比率 42.4% 38.6%
自己資本 236.4億円 213.8億円
1株当たり純資産 414.62円 367.3円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 12.1% 17.3%
ROA(総資産経常利益率) 6.5% 6.7%
売上高営業利益率 4.1% 4.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 42.8億円 46.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 13.0億円 11,000,000円
財務活動によるキャッシュ・フロー 29.2億円 46.9億円
期末現金及び現金同等物残高 8.8億円 8.2億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 850.0億円 +1.1%
営業利益 36.0億円 +4.4%
経常利益 36.5億円 +0.6%
当期純利益 27.5億円 +0.8%
1株当たり当期純利益 48.24円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 8円 10円
配当性向:当期 21.1% / 前期 13.7% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 2.4%

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