日清オイリオグループ 四半期進捗

決算短信(2026-03 第1四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 固定資産売却による純利益の激増: 固定資産の譲渡益231億6,200万円を特別利益に計上したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比224.6%増の166億3,900万円と大幅に伸長した。
  • 本業の営業利益は苦戦: 売上高は1,320億7,000万円(前年比2.8%増)と増収を確保したが、原料価格高騰や消費者の節約志向による販売数量減が響き、営業利益は37億6,300万円(前年比34.4%減)と大幅な減益となった。
  • 新中期経営計画の始動: 2025年度からの「Value UpX」に基づき、資産効率向上(ROE 8.0%以上目標)を掲げ、今回の固定資産売却もその戦略の一環。セグメント名称も「グローバル油脂」を強調する形へ刷新された。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 1,320億7,000万円(通期計画5,500億円に対し進捗率 24.0%
  • 営業利益: 37億6,300万円(通期計画210億円に対し進捗率 17.9%
  • 経常利益: 31億600万円(通期計画195億円に対し進捗率 15.9%
  • 純利益: 166億3,900万円(通期計画275億円に対し進捗率 60.5%

分析: 純利益は特別利益により進捗が極めて早いが、本業の営業利益は前年同期の進捗率(前年Q1実績57.3億円/通期実績ベース比でも高水準だった)と比較して勢いが鈍化している。通期目標達成には、下期に向けた価格改定の浸透や原料安の恩恵が不可欠な状況。

3. セグメント別のモメンタム

  • グローバル油脂・加工油脂事業【減速】: 売上高276億6,900万円(14.8%増)、営業利益4億9,600万円(67.7%減)。マレーシア拠点での販売単価上昇により増収も、パーム油取引の時価評価影響が利益を押し下げた。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-06

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-06
売上高 1320.7億円 +2.8% 1284.9億円
営業利益 37.6億円 -34.4% 57.4億円
経常利益 31.1億円 -39.5% 51.4億円
当期純利益(親会社帰属) 166.4億円 +224.6% 51.3億円
包括利益 173.5億円 +142.6% 71.5億円
1株当たり当期純利益 515.01円 158.13円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-06末 2025-03末
総資産 4102.5億円 3882.4億円
純資産 2102.8億円 1980.9億円
自己資本比率 48.6% 48.2%
自己資本 1992.8億円 1871.5億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5500.0億円 +3.6%
営業利益 210.0億円 +8.9%
経常利益 195.0億円 +7.8%
当期純利益 275.0億円 +114.0%
1株当たり当期純利益 848.23円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 90円 90円 予想
期末 90円 90円 予想
年間合計 180円 180円 予想