大戸屋ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 売上高は二桁増収も利益は横ばい: インバウンド需要や価格改定、高付加価値メニュー投入により売上高は313.85億円(前年比12.5%増)と伸長したが、原材料・人件費高騰が重石となり営業利益は16.61億円(同0.9%増)に留まった。
  • 財務構造の大胆な刷新: 資本金・資本準備金の減資(計20億円)と第1回優先株式(15.12億円)の取得・消却を実施。普通株主への還元強化に向けた資本政策の適正化を断行した。
  • 次期見通しは慎重: 2026年3月期は増収増益(売上+7.5%、営業益+4.3%)を見込むものの、最終利益は10.50億円(14.2%減)と二桁の減益を予想しており、コスト環境への警戒感が滲む内容。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 313.85億円(前年同期比12.5%増)
  • 営業利益: 16.61億円(同0.9%増)
  • 経常利益: 17.23億円(同1.4%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 12.24億円(同12.7%減)

進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画(期初予想)に対する着地を確認すると、売上・営業利益ともに概ね計画通りですが、営業利益率は5.3%(前年5.9%)へと低下しています。前年同期の売上増17.0%に対し、今期は12.5%増と成長スピードはやや鈍化。特に利益面では、増収効果をコスト増がほぼ相殺している状況です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 国内直営事業(勢い:維持): 売上高190.73億円(15.5%増)と大きく伸びた一方、セグメント利益は6.09億円(5.3%減)。客数は好調ですが、食材費や店舗運営コストが利益を圧迫しています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 313.9億円 +12.5% 278.9億円
営業利益 16.6億円 +0.9% 16.5億円
経常利益 17.2億円 +1.4% 17.0億円
当期純利益(親会社帰属) 12.2億円 -12.7% 14.0億円
包括利益 13.9億円 -4.5% 14.6億円
1株当たり当期純利益 161.66円 179.14円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 118.7億円 108.5億円
純資産 47.2億円 49.5億円
自己資本比率 37.7% 44.1%
自己資本 44.8億円 47.8億円
1株当たり純資産 403.48円 216.96円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 26.4% 33.5%
ROA(総資産経常利益率) 15.2% 16.6%
売上高営業利益率 5.3% 5.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 21.3億円 22.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -14.9億円 -7.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -10.5億円 -8.9億円
期末現金及び現金同等物残高 42.3億円 45.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 337.3億円 +7.5%
営業利益 17.3億円 +4.3%
経常利益 16.8億円 -2.7%
当期純利益 10.5億円 -14.2%
1株当たり当期純利益 137.6円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 5円 10円
配当性向:当期 6.2% / 前期 2.8% 純資産配当率:当期 3.2% / 前期 3.7%