短信要約
1. 要点(3行)
- 事業利益は1,593億円(前期比7.9%増)と実質最高益を更新。味の素アルテア社の減損損失等で営業利益は減益となったが、本業の収益力は極めて堅調。
- ヘルスケア等セグメントが牽引役。電子材料(ABFフィルム)の好調やバイオファーマの成長により、同セグメントの事業利益は317億円(30.4%増)と急伸。
- 1,000億円の大規模な自己株式取得と、実質20%の増配(分割後48円、分割前換算96円)を発表。株主還元への強力なコミットメントがサプライズ。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の実績は以下の通りです。
- 売上高: 1兆5,305億円(前期比6.3%増)
- 事業利益: 1,593億円(前期比7.9%増)
- 営業利益: 1,139億円(前期比22.3%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 702億円(前期比19.3%減)
分析: 通期計画に対する着地は、事業利益ベースでほぼ計画通り、あるいは想定以上の勢いを維持しました。営業利益・純利益の減益は、味の素アルテア社における「のれん」および固定資産の減損損失(約327億円の影響)という一過性要因によるものです。この特殊要因を除いた「事業利益」が成長を続けている点は、次期以降の利益反発に向けたポジティブな先行指標と言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- ヘルスケア等(勢い:強): 売上高3,283億円(11.5%増)、事業利益317億円(30.4%増)。電子材料が半導体需要の回復を受け大幅増収・増益。バイオファーマもCDMO事業が牽引。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15305.6億円 | +6.3% | 14392.3億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 16180.0億円 | +5.7% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 37円 | 40円 |
| 期末 | 37円 | 40円 |