短信要約
1. 要点(3行)
- 「減収増益」の衝撃的な次期予想: 2025年11月期は上場後初の通期決算として大幅な増収(単体比+38.4%)を達成したが、翌期(2026年11月期)は一転して売上高29.2%減という保守的な予想を提示。
- 中国市場への極端な依存: 売上高の約84%(72.8億円)が中国向けであり、AI需要の恩恵を受ける一方で、米中摩擦や中国国内の投資抑制リスクを強く受ける収益構造が浮き彫りとなった。
- キャッシュフローの悪化: 営業活動によるキャッシュ・フローが23.69億円の赤字となっており、大型案件に伴う契約負債の減少や在庫増が財務を圧迫している。
2. 直近の業績と進捗率
2025年11月期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 86.28億円
- 営業利益: 3.55億円
- 経常利益: 3.38億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2.49億円
当期より連結決算に移行したため、前年同期の連結進捗比較はできませんが、上場時の単体予想(売上高63.6億円、営業利益3.3億円程度を想定していたと推測)と比較すると、売上高・利益ともに計画を大きく上回って着地したとみられます。ただし、通期決算のため進捗率は100%ですが、次期予想の弱さが目立つ結果となりました。
3. セグメント別のモメンタム
「半導体製造フィールドソリューション事業」の単一セグメントですが、地域別で明確な勢いの差があります。
- アジア(特に中国): 「強い勢い」。アジア向け売上高は74.01億円と全体の85.7%を占め、そのうち中国向けが72.8億円と圧倒的です。生成AI向けのデータセンター投資や高性能ロジック半導体需要が牽引しました。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-12 〜 2025-11
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-12 〜 2024-11 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 86.3億円 | — | — |
| 営業利益 | 3.5億円 | — | — |
| 経常利益 | 3.4億円 | — | — |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.5億円 | — | — |
| 包括利益 | 2.4億円 | — | — |
| 1株当たり当期純利益 | 67.73円 | — | — |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 66.1円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-11末 | 2024-11末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 27.7億円 | — |
| 純資産 | 14.2億円 | — |
| 自己資本比率 | 51.4% | — |
| 自己資本 | 14.2億円 | — |
| 1株当たり純資産 | 385.13円 | — |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 17.5% | — |
| ROA(総資産経常利益率) | 12.2% | — |
| 売上高営業利益率 | 4.1% | — |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -23.7億円 | — |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 0円 | — |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 4.7億円 | — |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 6.3億円 | — |
来期予想
2025-12 〜 2026-11
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 61.1億円 | -29.2% |
| 営業利益 | 3.7億円 | +3.5% |
| 経常利益 | 3.7億円 | +9.0% |
| 当期純利益 | 2.5億円 | +0.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 67.76円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | — | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 |
配当性向:当期 — / 前期 —
純資産配当率:当期 — / 前期 —