短信要約
1. 要点(3行)
- 国際事業の市況悪化が重石: トマトペーストの国際市況下落に伴う販売価格引き下げや製造不具合により、国際事業が大幅な減収減益(事業利益33.4%減)となり、全体の利益を押し下げた。
- 前期特益の反動増減: 前連結会計年度に計上したIngomar社の連結子会社化に伴う段階取得差益(約93億円)の剥落により、営業利益は前期比37.5%減と大きく後退した。
- 次期回復への布石と増配方針: 国内の価格改定(2026年2月〜)や英国Silbury社の買収を通じた欧州展開強化により、2026年12月期は売上高3,100億円(5.3%増)への回復と、10円の増配(年58円)を見込む。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期(通期)の実績は以下の通りです。
- 売上収益: 2,942億64百万円(前期比4.1%減)
- 事業利益: 226億94百万円(前期比16.2%減)
- 営業利益: 226億38百万円(前期比37.5%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 148億円(前期比40.8%減)
進捗と勢いの変化: 本決算は通期着地のため、次期(2026年12月期)計画に対する見通しを分析すると、売上高は3,100億円と過去最高の更新を目指す意欲的な目標です。一方で、当期利益は134億円(9.5%減)と慎重な予想となっており、原材料高の継続やIFRS第18号の早期適用による表示変更の影響を含め、利益面での「勢い」はまだ回復途上にあります。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内加工食品事業(勢い:維持): 売上高1,573億24百万円(1.0%増)。飲料カテゴリーが好調で、特に「通販」は広告費の最適化により事業利益が前期比313.3%増(9億90百万円)と急成長しました。ただし、原材料高の影響で事業利益全体では0.4%減と足踏み状態です。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2942.6億円 | -4.1% | 3068.7億円 |
| 営業利益 | 226.4億円 | -37.5% | 362.2億円 |
来期予想
2026-01 〜 2026-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3100.0億円 | +5.3% |
| 営業利益 | 230.0億円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 57円 | 48円 |