短信要約
1. 要点(3行)
- 増収増益の着地も、純利益は税負担増で大幅減益: 2025年3月期は売上高・営業利益・経常利益ともに前期を上回る回復基調となったが、法人税等の増加により当期純利益は前期比22.9%減の5.9億円に留まった。
- 主力「茶エキス」が牽引し回復基調を維持: インバウンド需要や飲料用需要の持ち直しを受け、主力の茶エキス(売上高29.5億円、前期比5.4%増)や植物エキスが成長し、原材料高の影響を増収で補った。
- 次期は保守的な減益予想と株主還元の強化: 2026年3月期はエネルギー・原材料コストの高止まりを背景に、売上高微増(+0.6%)ながら営業利益12.9%減の慎重な計画。一方で、年間配当は前期比2円増の42円を維持し、自己株式取得(約4.2億円)など還元姿勢を強めている。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 63.6億円(前期比4.3%増)
- 営業利益: 6.7億円(前期比1.4%増)
- 経常利益: 8.1億円(前期比3.0%増)
- 当期純利益: 5.9億円(前期比22.9%減)
- 進捗状況: 2025年3月期の通期計画に対し、売上高・各段階利益とも概ね計画通りに推移し着地した。しかし、次期(2026年3月期)の通期予想に対する第2四半期累計(Q2)の進捗率は、売上高48.8%、営業利益41.2%と、利益面でやや慎重なスタートを見込んでいる。これは原材料コストの影響を精査しているためと考えられる。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(食品加工事業)だが、品目別の勢いは以下の通り。
- 【勢い:強】茶エキス: 29.5億円(前期比5.4%増)。ウーロン茶は減少したが、麦茶・ほうじ茶エキスが好調。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 63.6億円 | +4.3% | 61.0億円 |
| 営業利益 | 6.7億円 | +1.4% | 6.6億円 |
| 経常利益 | 8.1億円 | +3.0% | 7.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 6.0億円 | -22.9% | 7.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 155.37円 | — | 190.99円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 189.29円 |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 211.6億円 | 218.5億円 |
| 純資産 | 192.9億円 | 197.4億円 |
| 自己資本比率 | 91.2% | 90.2% |
| 自己資本 | 192.9億円 | 197.1億円 |
| 1株当たり純資産 | 5,189.74円 | 5,041.77円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 3.1% | 4.0% |
| ROA(総資産経常利益率) | 3.8% | 3.7% |
| 売上高営業利益率 | 10.6% | 10.9% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 9.2億円 | 11.7億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -4.6億円 | 1.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -6.0億円 | -4.5億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 97.2億円 | 98.6億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 64.0億円 | +0.6% |
| 営業利益 | 5.9億円 | -12.9% |
| 経常利益 | 7.0億円 | -14.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 128.7円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 18円 | 20円 |
| 期末 | 22円 | 22円 |
| 年間合計 | 40円 | 42円 |
配当性向:当期 27.0% / 前期 20.9%
純資産配当率:当期 0.8% / 前期 0.8%