短信要約
1. 要点(3行)
- 業績上振れと増配のダブルポジティブ: たばこ事業の堅調な価格改定と数量推移を背景に、売上収益・各段階利益を上方修正。年間配当予想も前期比14円増の208円へ引き上げた。
- たばこ事業の強力なモメンタム: 特にEMA(アフリカ・中近東・東欧等)クラスターが牽引し、為替一定ベースの調整後営業利益は前年同期比24.7%増と極めて高い成長を実現。
- 事業ポートフォリオの再編加速: 医薬事業の塩野義製薬への承継および鳥居薬品株の譲渡に合意。たばこ事業への資源集中を明確化し、これに伴う一過性の費用も織り込み済み。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第2四半期(累計)の業績は、売上収益1兆7,345億円(前年同期比10.5%増)、営業利益4,799億円(同10.9%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益3,199億円(同4.8%増)と、増収増益で着地しました。
修正後の通期計画に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上収益:51.9%(前年同期:52.1%)
- 営業利益:64.9%(前年同期:64.4%)
- 当期利益:64.8%(前年同期:65.8%)
進捗率は例年並みの高水準を維持しており、特に営業利益ベースで6割を超えている点は、通期計画のさらなる上振れ余地を感じさせる非常に強い勢いです。
3. セグメント別のモメンタム
- たばこ事業(勢い:極めて強い): 売上収益は1兆6,088億円(同10.8%増)、調整後営業利益は5,561億円(同17.8%増)。EMAクラスターが売上収益で同22.2%増と爆発的に成長。円安によるプラス影響(為替影響額+232億円)も寄与していますが、それ以上に価格効果とシェア拡大が寄与しています。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 17345.4億円 | +10.5% | 15698.9億円 |
| 営業利益 | 4798.7億円 | +10.9% | 4326.6億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 33440.0億円 | +6.2% |
| 営業利益 | 7390.0億円 | +128.5% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 97円 | 104円 |
| 期末 | 97円 | 104円 予想 |
| 年間合計 | 194円 | 208円 予想 |