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片倉工業 事業分析

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有価証券報告書(2025-12 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

片倉工業株式会社は、1873年創業の歴史を持つ名門企業であり、かつての国内最大手シルクメーカーから、現在は不動産事業と医薬品事業を二本の柱とする多角化企業へと変貌を遂げています。

  • 事業内容・主要製品:
    • 不動産事業: さいたま新都心の「コクーンシティ」を中心としたショッピングセンター運営、オフィスビル・マンションの賃貸。
    • 医薬品事業: 子会社のトーアエイヨー(株)を通じて、循環器領域(虚血性心疾患、高血圧、不整脈等)の医療用医薬品を製造・販売。
    • 機械関連事業: 消防自動車の製造・販売(日本機械工業(株))および独マギルス社製はしご車の販売代理店業務。
    • 繊維事業: 水溶性・耐熱性繊維等の機能性繊維の製造、肌着・靴下等の衣料品販売。
    • その他: ビル管理、ITサービス、印刷紙器、訪花昆虫の販売など。
  • 競合環境: 不動産では周辺の大規模商業施設、医薬品では後発品メーカーや大手製薬会社と競合。機械関連では国内消防車メーカーとシェアを争っています。

2. 要点(3行)

  1. 大幅な増益: 2025年12月期は売上高406.5億円(前期比3.1%増)、純利益57.6億円(同63.5%増)と、機械事業の回復と医薬品の構造改革により大幅増益を達成。
  2. 強固な財務と還元: 自己資本比率63.8%と高く、配当を60円へ増配。総還元性向60%を目安とする積極的な株主還元姿勢を鮮明にしている。
  3. 事業ポートフォリオの変革: 安定した不動産収益を基盤に、M&A((株)三全の連結化等)や独マギルス社との提携を通じ、新規収益源の確保と成長加速を図っている。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上高: 406億52百万円(前期比3.1%増)。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期2025年12月期
連結経営指標等
売上高 376.3億円 342.7億円 399.7億円 394.2億円 406.5億円
経常利益又は経常損失(△) 38.5億円 25.8億円 50.7億円 54.8億円 72.2億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 49.5億円 28.2億円 30.4億円 35.2億円 57.6億円
包括利益 77.1億円 25.6億円 47.5億円 44.3億円 132.2億円
純資産額 876.1億円 844.8億円 893.6億円 897.3億円 997.6億円
総資産額 1399.7億円 1381.1億円 1396.1億円 1407.9億円 1530.5億円
1株当たり純資産額 1,883.58円/株 2,108.38円/株 2,263.53円/株 2,666.35円/株 3,085.25円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 147.56円/株 84.91円/株 91.91円/株 107.72円/株 180.73円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 44.7% 50.6% 53.5% 61.1% 63.8%
自己資本利益率 8.2% 4.3% 4.2% 4.4% 6.3%
株価収益率 1670.0% 2040.0% 1780.0% 1850.0% 1600.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 46.0億円 -7.1億円 35.8億円 56.4億円 82.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 22.5億円 36.2億円 6.1億円 -11.9億円 6.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -40.6億円 -32.6億円 -40.6億円 -62.7億円 -56.8億円
現金及び現金同等物の残高 108.1億円 104.6億円 108.4億円 92.1億円 123.9億円
従業員数 105900.0% 102000.0% 104000.0% 94100.0% 90000.0%
平均臨時雇用人員 81400.0% 77300.0% 80200.0% 79600.0% 74200.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 584.4億円 585.3億円
固定資産 823.5億円 945.2億円
資産 1407.9億円 1530.5億円
負債の部
流動負債 200.9億円 192.7億円
固定負債 309.6億円 340.2億円
負債 510.5億円 532.9億円
純資産の部
株主資本 675.2億円 718.2億円
評価・換算差額等 185.2億円 258.2億円
非支配株主持分 36.9億円 21.1億円
純資産 897.3億円 997.6億円
負債純資産 1407.9億円 1530.5億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 394.2億円 406.5億円
売上原価 246.8億円 260.4億円
売上総利益又は売上総損失(△) 147.5億円 146.1億円
販売費及び一般管理費 106.2億円 87.5億円
営業利益又は営業損失(△) 41.2億円 58.5億円
営業外収益 15.8億円 15.7億円
営業外費用 2.2億円 2.1億円
経常利益又は経常損失(△) 54.8億円 72.2億円
特別利益 29.3億円 13.9億円
特別損失 10.2億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 74.0億円 86.1億円
法人税、住民税及び事業税 34.8億円 22.3億円
法人税等調整額 1.7億円 5.6億円
法人税等 36.5億円 27.9億円
当期純利益又は当期純損失(△) 37.4億円 58.1億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 2.2億円 0.5億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 35.2億円 57.6億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 56.4億円 82.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.9億円 6.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -62.7億円 -56.8億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -18.2億円 31.7億円
現金及び現金同等物の残高 92.1億円 123.9億円
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1.9億円
現金及び現金同等物の残高 92.1億円 123.9億円