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東京一番フーズ 事業分析

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有価証券報告書(2025-09 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社東京一番フーズは、とらふぐ料理専門店「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」を主力とし、寿司業態「寿し常」などを展開する外食企業です。最大の特徴は、自社で稚魚から養殖(長崎ファーム)し、加工・物流・店舗提供までを一貫して行う「産直6次産業化」モデルを構築している点です。主要顧客は一般消費者ですが、外販事業として法人・個人向けの卸売も行っています。競合環境としては一般の外食チェーンに加え、専門性の高いふぐ料理店がありますが、自社養殖による安定した品質と価格、ふぐ調理師免許保持者の多数抱えによる差別化を図っています。

2. 要点(3行)

  • 売上高は72.5億円(前年比2.8%減)、経常利益は1.85億円(同24.7%減)と、国内店舗の閉店影響等により減収減益。
  • 米国ニューヨーク市場への進出を加速させ、約9.8億円を投じて店舗不動産を取得するなど、攻めの投資を継続。
  • 自己資本比率は28.9%へ低下(前年35.7%)。先行投資に伴う借入金増加が財務を圧迫するも、収益構造の改革を推進。

3. 業績・収益性のトレンド

当連結会計年度の売上高は72.5億円(前年比2.8%減)、営業利益は1.95億円(同14.2%減)、経常利益は1.85億円(同24.7%減)となりました。減収の主な要因は国内店舗の閉店(期末63店舗)によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益は0.75億円(同93.0%増)となりましたが、これは前年にあった店舗改装に伴う固定資産売却損が減少したことによる会計上の反動が大きく、本業の収益性は依然として厳しい状況です。ROE(自己資本利益率)は4.8%と前期(2.6%)より改善しましたが、自己資本比率は10億円規模の長期借入実行により、前期の35.7%から28.9%へと大幅に低下しており、財務の健全性に注意が必要です。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
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  • 🔒 キャッシュフローの質
  • 🔒 資産の健全性
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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年09月期2022年09月期2023年09月期2024年09月期2025年09月期
連結経営指標等
売上高 45.3億円 60.8億円 72.7億円 74.6億円 72.5億円
経常利益又は経常損失(△) 1.2億円 2.7億円 1.8億円 2.5億円 1.9億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 0.2億円 1.2億円 1.1億円 0.4億円 0.8億円
包括利益 0.0億円 1.4億円 1.1億円 0.3億円 0.9億円
純資産額 12.6億円 14.3億円 15.8億円 15.8億円 16.7億円
総資産額 42.5億円 44.2億円 45.8億円 42.7億円 56.1億円
1株当たり純資産額 136.91円/株 154.23円/株 170.45円/株 171.14円/株 181.64円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 1.97円/株 13.73円/株 12.24円/株 4.38円/株 8.51円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 1.96円/株 13.7円/株 12.22円/株 4.38円/株
自己資本比率 28.5% 31.0% 33.4% 35.7% 28.9%
自己資本利益率 1.4% 9.4% 7.5% 2.6% 4.8%
株価収益率 30328.0% 4218.0% 4305.0% 11502.0% 5501.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー -3.3億円 9.6億円 0.2億円 0.1億円 1.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.1億円 -0.8億円 -1.8億円 -2.7億円 -16.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 1.8億円 -1.3億円 -1.9億円 -2.2億円 12.9億円
現金及び現金同等物の残高 9.9億円 17.7億円 14.2億円 9.2億円 7.5億円
従業員数 31300.0% 29900.0% 26900.0% 26600.0% 24100.0%
平均臨時雇用人員 28600.0% 34900.0% 44200.0% 48000.0% 47900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 19.6億円 28.9億円
固定資産 22.9億円 26.8億円
繰延資産 0.2億円 0.4億円
資産 42.7億円 56.1億円
負債の部
流動負債 11.0億円 13.3億円
固定負債 15.9億円 26.0億円
負債 26.9億円 39.3億円
純資産の部
株主資本 15.2億円 16.0億円
評価・換算差額等 0.1億円 0.2億円
新株予約権 0.6億円 0.5億円
純資産 15.8億円 16.7億円
負債純資産 42.7億円 56.1億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 74.6億円 72.5億円
売上原価 26.9億円 26.4億円
売上総利益又は売上総損失(△) 47.7億円 46.1億円
販売費及び一般管理費 45.4億円 44.2億円
営業利益又は営業損失(△) 2.3億円 2.0億円
営業外収益 0.4億円 0.7億円
営業外費用 0.2億円 0.8億円
経常利益又は経常損失(△) 2.5億円 1.9億円
特別利益 0.1億円 0.2億円
特別損失 1.2億円 0.5億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 1.4億円 1.5億円
法人税、住民税及び事業税 0.5億円 1.0億円
法人税等調整額 0.5億円 -0.3億円
法人税等 1.0億円 0.8億円
当期純利益又は当期純損失(△) 0.4億円 0.8億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 0.4億円 0.8億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 0.1億円 1.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.7億円 -16.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.2億円 12.9億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 -0.1億円 0.1億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -5.0億円 -1.7億円
現金及び現金同等物の残高 9.2億円 7.5億円
現金及び現金同等物の残高 9.2億円 7.5億円