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ジェーソン 事業分析

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有価証券報告書(2026-02 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社ジェーソンは、「EDLP(エブリディ・ロープライス)」と「ショートタイムショッピング」をコンセプトに、生活必需品を安価に提供する「バラエティ・ストア」を中核事業として展開しています。自社で商品自動補充発注システムやレジシステムを開発し、物流・製造も内製化することで徹底したローコスト経営を実現しています。また、オリジナルブランドの飲料水製造子会社(尚仁沢ビバレッジ)や、新たに取得した食品スーパー子会社(サンモール)を通じて、商品調達から販売まで一貫したバリューチェーンを構築し、収益性の確保を目指しています。

2. 要点(3行)

  • 徹底したローコスト経営と内製化を武器に、生活必需品のEDLPバラエティストアを展開。
  • 自社ITシステム、PB商品製造、食品スーパー買収でバリューチェーンを強化し差別化を図る。
  • 競合激化と仕入れ環境変化、新規事業の収益性確保が課題であり、直近では減損損失を計上。

3. 経営者の質

代表取締役社長兼会長である太田万三彦氏は、1985年から当社の主要な役職を歴任しており、長く経営の中核を担ってきた人物です。株式会社太田興産(主要株主)とともに大株主として名を連ね、総議決権の58.86%を保有していることから、オーナー経営者と言えます。経営方針では「科学的、合理的な視点でビジネスを進め」、「ムリ・ムラ・ムダ」を省いたローコスト経営を徹底することを掲げており、ITの内製化や物流・製造の自社化を推進するなど、効率性を追求する姿勢が明確です。資本配分については、自己資金を原資とした出店などの成長投資と、安定した配当、株主優待制度の拡充による株主還元をバランス良く行っています。これは、企業の持続的な成長と株主への利益還元を両立させようとする経営姿勢を示唆しています。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2022年02月期2023年02月期2024年02月期2025年02月期2026年02月期
連結経営指標等
売上高 262.8億円 272.3億円 287.4億円 283.0億円 286.0億円
経常利益又は経常損失(△) 9.2億円 8.4億円 9.1億円 5.7億円 2.5億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 5.7億円 6.0億円 6.0億円 3.5億円 -2.0億円
包括利益 5.7億円 6.0億円 6.0億円 3.5億円 -2.0億円
純資産額 52.5億円 56.8億円 61.2億円 63.0億円 59.3億円
総資産額 97.4億円 104.1億円 107.7億円 108.6億円 108.8億円
1株当たり純資産額 409.89円/株 443.7円/株 477.76円/株 491.74円/株 462.99円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 44.49円/株 46.82円/株 47.06円/株 26.97円/株 -15.75円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 53.9% 54.6% 56.9% 58.0% 54.5%
自己資本利益率 11.3% 11.0% 10.2% 5.6% -3.3%
株価収益率 1000.0% 1100.0% 1320.0% 2460.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 3.6億円 6.7億円 5.5億円 5.9億円 2.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.5億円 -1.6億円 -1.3億円 -4.5億円 -6.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.3億円 -2.1億円 -2.4億円 -2.7億円 -3.5億円
現金及び現金同等物の残高 34.4億円 37.5億円 39.3億円 38.0億円 30.2億円
従業員数 20700.0% 19600.0% 19400.0% 16500.0% 18100.0%
平均臨時雇用人員 81700.0% 83000.0% 84200.0% 81100.0% 90900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 70.9億円 69.9億円
固定資産 37.7億円 38.8億円
資産 108.6億円 108.8億円
負債の部
流動負債 34.5億円 37.1億円
固定負債 11.1億円 12.3億円
負債 45.6億円 49.4億円
純資産の部
株主資本 63.0億円 59.3億円
純資産 63.0億円 59.3億円
負債純資産 108.6億円 108.8億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 283.0億円 286.0億円
売上原価 209.9億円 211.9億円
売上総利益又は売上総損失(△) 73.1億円 74.2億円
販売費及び一般管理費 67.7億円 72.2億円
営業利益又は営業損失(△) 5.4億円 2.0億円
営業外収益 0.4億円 0.6億円
営業外費用 0.1億円 0.1億円
経常利益又は経常損失(△) 5.7億円 2.5億円
特別損失 0.4億円 3.2億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 5.4億円 -0.8億円
法人税、住民税及び事業税 2.1億円 1.3億円
法人税等調整額 -0.2億円 -0.0億円
法人税等 1.9億円 1.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) 3.5億円 -2.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3.5億円 -2.0億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 5.9億円 2.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -4.5億円 -6.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -2.7億円 -3.5億円
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -1.3億円 -7.8億円
現金及び現金同等物の残高 38.0億円 30.2億円
現金及び現金同等物の残高 38.0億円 30.2億円