株式会社きちりホールディングスは、レストラン経営を中心とした「飲食事業」と、外食運営ノウハウを外部に提供する「DXコンサルティング事業」の2軸で展開する企業です。主力ブランドとして、居酒屋「Casual Dining KICHIRI」、ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」、韓国料理「VEGEGO」などを運営。特定の食材に依存しない多業態展開が強みです。競合環境としては、価格競争が激しい外食市場において、低価格戦略は取らず、高品質な料理と徹底した「おもてなし」による高付加価値戦略で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-26 提出)収益性
営業利益率
3.9%
≧10%が優良
ROA
8.0%
≧5%が優良
ROE
15.7%
≧10%が優良
ROIC
6.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-25.9%
≧10%が優良
EPS成長率
12.2%
≧10%が優良
3行解説
- 業績成長: 2025年6月期は売上高150.56億円(前期比9.5%増)と増収を確保し、純利益も3.10億円(同21.0%増)と2桁増益を達成。
- 構造変化: 飲食事業は原材料・人件費高騰で営業利益が28.5%減と苦戦する一方、利益率の高いDXコンサルティング事業が収益の柱として成長中。
- 還元と財務: 自己資本比率は27.5%まで改善し、1億円規模の自社株買いを発表するなど株主還元を強化するが、設備投資は借入金に依存する傾向。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 7.5億円
+125.6%
売上高
実績: 41.6億円 / 予想: 170.0億円
+14.3%
2Q
営業利益
実績: 5.0億円 / 予想: 7.5億円
+9.3%
売上高
実績: 85.1億円 / 予想: 170.0億円
+11.9%
3Q
営業利益
実績: 5.2億円 / 予想: 7.5億円
-3.3%
売上高
実績: 126.1億円 / 予想: 170.0億円
+11.7%
3行解説
- 売上高は飲食事業の回復とDX事業の伸長により前年同期比11.7%増と増収を確保したが、原材料や人件費の高騰が利益を圧迫し、営業利益は同3.3%減の減益となった。
- 利益面では苦戦が続く飲食事業に対し、DXコンサルティング事業が売上高28.2%増、営業利益46.7%増と大幅な成長を遂げ、グループの収益を下支えする構造が鮮明になった。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券評価損の計上等により前年同期比28.9%減と大きく落ち込んだが、通期計画や配当予想は据え置かれている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年6月期 第3四半期 | -3.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年6月期 第2四半期 | +9.3% | -1.7% | -0.2% | +3.7% | — |
| 2025-11-10 | 2026年6月期 第1四半期 | +125.6% | -0.3% | -0.3% | +1.6% | -6.2% |
| 2025-08-08 | 2025年6月期 通期 | -25.9% | -1.3% | -4.0% | -4.8% | -6.5% |
| 2025-05-09 | 2025年6月期 第3四半期 | -18.4% | -1.0% | -1.8% | -2.3% | -6.5% |
| 2025-02-12 | 2025年6月期 第2四半期 | +0.7% | -0.3% | +0.2% | +4.1% | +15.8% |
有価証券報告書
2025-09-26 有価証券報告書-第27期(2024/07/01-2025/06/30)