三越伊勢丹ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 2025年3月期は、富裕層向け「高感度上質戦略」とインバウンド需要の爆発的な拡大により、営業利益が前年比40.4%増の763億円と過去最高水準を更新。
  • 株主還元策を大幅に強化。次期中期経営計画で総還元性向70%以上を掲げ、発行済株式の約5.3%に相当する300億円の自己株式取得と年間60円(前期比6円増)への増配を発表。
  • 国内百貨店業が営業利益43.0%増と業績を牽引。CRM戦略による「個客」深掘りが奏功し、識別顧客の購買単価が上昇傾向にある点がポジティブ。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 5,555億円(前年同期比 3.6%増)
  • 営業利益: 763億円(同 40.4%増)
  • 経常利益: 881億円(同 47.2%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 528億円(同 5.0%減)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、期初予想を大幅に上回って着地しました。営業利益率は前期の10.1%から13.7%へ大きく改善しています。純利益が減益となったのは、店舗閉鎖損失やのれんの減損損失など、特別損失を122億円(前期は62億円)計上した一過性要因によるもので、本業の稼ぐ力は極めて強い勢いを維持しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 百貨店業(勢い:強):

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 5555.2億円 +3.6% 5364.4億円
営業利益 763.1億円 +40.4% 543.7億円
経常利益 881.2億円 +47.2% 598.8億円
当期純利益(親会社帰属) 528.1億円 -5.0% 555.8億円
包括利益 605.9億円 -13.7% 702.3億円
1株当たり当期純利益 142.42円 145.79円
希薄化後1株当たり純利益 142.27円 145.53円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 12057.3億円 12251.0億円
純資産 6028.8億円 6008.2億円
自己資本比率 49.9% 48.5%
自己資本 6015.5億円 5939.2億円
1株当たり純資産 1,646.23円 1,582.36円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.8% 9.8%
ROA(総資産経常利益率) 7.3% 4.9%
売上高営業利益率 13.7% 10.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 895.6億円 569.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -259.6億円 -270.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -949.1億円 -684.9億円
期末現金及び現金同等物残高 418.3億円 723.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5570.0億円 +0.3%
営業利益 780.0億円 +2.2%
経常利益 740.0億円 -16.0%
当期純利益 600.0億円 +13.6%
1株当たり当期純利益 173.71円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 12円 24円
期末 22円 30円
配当性向:当期 37.9% / 前期 23.3% 純資産配当率:当期 3.3% / 前期 2.3%