マクニカホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益の急落と足元の苦戦: 2025年3月期の営業利益は前期比37.8%減の396億円と大幅減益。産業機器向けの高利益率ビジネスの減少と、M&Aに伴う販管費増加が利益を強く圧迫した。
  • 二極化するセグメント: 主力の半導体事業が産業機器・中国市場の停滞で苦戦(利益53.5%減)する一方、ネットワーク事業はセキュリティ需要を背景に営業利益が前期比88.2%増と爆発的に成長。
  • 緩やかな回復見通し: 2026年3月期の通期計画は営業利益420億円(5.9%増)と微増を予想。半導体市況の調整局面継続を見込みつつ、ネットワーク事業の名称変更と中期経営計画の推進で底打ちを図る。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 1兆341億円(前期比0.5%増)
  • 営業利益: 396億円(前期比37.8%減)
  • 経常利益: 373億円(前期比39.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 252億円(前期比47.4%減)

【進捗と勢いの変化】 本決算のため通期進捗率は100%ですが、2024年3月期の営業利益率6.2%に対し、2025年3月期は3.8%へと大幅に低下しました。前期は半導体不足に伴う特需の恩恵がありましたが、今期は一転して産業機器向けの在庫調整と、グローセル社やNavya Mobility社の連結化に伴う販管費の増加(前期比157億円増)が重なり、利益成長の勢いは急ブレーキがかかった状態です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 集積回路及び電子デバイスその他事業(減速):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 10341.8億円 +0.5% 10287.2億円
営業利益 396.5億円 +37.8% 637.3億円
経常利益 373.2億円 +39.8% 619.7億円
当期純利益(親会社帰属) 252.8億円 +47.4% 480.7億円
包括利益 253.2億円 +58.0% 603.4億円
1株当たり当期純利益 140.93円 264.88円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 5564.4億円 5522.4億円
純資産 2614.8億円 2564.2億円
自己資本比率 45.4% 44.2%
自己資本 2524.1億円 2443.1億円
1株当たり純資産 1,414.76円 1,357.63円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 10.2% 21.6%
ROA(総資産経常利益率) 6.7% 11.6%
売上高営業利益率 3.8% 6.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 242.3億円 399.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 95.7億円 184.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 42.3億円 230.1億円
期末現金及び現金同等物残高 484.5億円 386.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 10500.0億円 +1.5%
営業利益 420.0億円 +5.9%
経常利益 385.0億円 +3.2%
当期純利益 270.0億円 +6.8%
1株当たり当期純利益 151.33円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 80円 105円
期末 120円 35円
配当性向:当期 49.7% / 前期 25.2% 純資産配当率:当期 5.0% / 前期 5.4%

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