短信要約
1. 要点(3行)
- M&A寄与で増収も、既存事業の不振により大幅な営業減益: PCIホールディングスの連結化で売上は微増(2,780億円)を確保したが、デバイス事業の為替影響やシステム事業の競争激化により、営業利益は前年同期比28.1%減の49億円と苦戦。
- 利益進捗率は30%台に留まり、下期の回復頼み: 通期計画(営業利益160億円)に対する進捗率は30.7%と低位。車載EV需要の鈍化や産業機器の在庫調整継続が重荷となり、利益面での足踏みが鮮明。
- グローバル展開とITシナジーが成長の鍵: 2025年10月に欧米拠点FRAMOSの事業譲受を完了。既存の電子部品商社から、IT/SIer領域を統合した「情報プラットフォーマー」への転換を急ぐ。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 2,780億円(前年同期比1.8%増)
- 営業利益: 49億円(同28.1%減)
- 経常利益: 31億円(同32.8%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 16億円(同61.8%減)
通期計画に対する進捗率: 売上高は46.3%、営業利益は30.7%、純利益は22.3%。 前年同期の進捗と比較しても、特に利益面の遅れが目立ちます。前年同期は子会社清算に伴う税効果等の押し上げ要因がありましたが、今期は本業のデバイス事業における採算悪化と、新電力分野の競争激化が利益を圧迫しています。
3. セグメント別のモメンタム
- デバイスBU(減速): 売上高2,433億円(2.1%減)、セグメント利益38億円(25.0%減)。民生向けは堅調だったものの、車載EV需要の鈍化や産業機器の在庫調整が長引いています。第1四半期の為替変動による売上総利益の悪化も響きました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2780.9億円 | +1.8% | 2730.4億円 |
| 営業利益 | 49.1億円 | +28.1% | 68.3億円 |
| 経常利益 | 31.1億円 | +32.8% | 46.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 16.8億円 | +61.8% | 43.9億円 |
| 包括利益 | 30.6億円 | +61.0% | 78.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 59.63円 | — | 146.05円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 58.87円 | — | 145.38円 |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3149.2億円 | 3100.2億円 |
| 純資産 | 1013.0億円 | 1000.6億円 |
| 自己資本比率 | 27.5% | 27.7% |
| 自己資本 | 866.1億円 | 857.9億円 |
| 1株当たり純資産 | 3,080.2円 | 3,051.16円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 6000.0億円 | +7.0% |
| 営業利益 | 160.0億円 | +12.9% |
| 経常利益 | 125.0億円 | +30.8% |
| 当期純利益 | 75.0億円 | +0.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 266.73円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 60円 | 60円 |
| 期末 | 60円 | 65円 予想 |
| 年間合計 | 120円 | 125円 予想 |
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