株式会社レスター(2024年4月にレスターホールディングスから商号変更し事業会社へ移行)は、半導体・電子部品の商社機能を核に、自社工場による受託製造(EMS)、映像・音響・通信システム提案、および再生可能エネルギー等のエコソリューションを展開する「エレクトロニクスの情報プラットフォーマー」です。主要製品は半導体、高機能カメラモジュール、太陽光発電設備などで、ソニーグループをはじめとする有力サプライヤーとの強固な関係を背景に、国内外のセットメーカーを主要顧客としています。2024年9月にPCIホールディングスを連結子会社化し、IT・ソフトウェア領域へも事業を拡大しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
2.5%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
7.8%
≧10%が優良
ROIC
6.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-11.0%
≧10%が優良
EPS成長率
10.1%
≧10%が優良
3行解説
- M&Aと民生向けデバイスの伸長により売上高は5,610億円(前期比9.5%増)と過去最高を更新したが、円高影響や産業機器市場の回復遅れで営業利益は141億円(同11.0%減)の減益。
- PCIホールディングスの連結子会社化により、高収益なIT&SIer事業を第4の柱として確立し、商社からエンジニアリング・サービス企業への構造転換を加速。
- 営業キャッシュ・フローが201億円と大幅黒字化し、連結株主資本配当率(DOE)4%以上を掲げるなど、積極的な株主還元と資産効率の改善が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 16.4億円 / 予想: 160.0億円
-64.5%
売上高
実績: 1335.3億円 / 予想: 6000.0億円
-1.4%
2Q
営業利益
実績: 49.1億円 / 予想: 160.0億円
-28.1%
売上高
実績: 2780.9億円 / 予想: 6000.0億円
+1.8%
3Q
営業利益
実績: 94.1億円 / 予想: 160.0億円
-6.0%
売上高
実績: 4369.8億円 / 予想: 6000.0億円
+4.8%
通期
営業利益
実績: 167.4億円 / 予想: 未開示
+18.1%
売上高
実績: 6309.1億円 / 予想: 未開示
+12.5%
3行解説
- 2026年3月期は、生成AI・データセンター向け商材の伸長やM&Aの効果により、5期連続の増収および全段階利益での過去最高益を更新した。
- デバイス事業が営業利益ベースで前年同期比30.8%増と全体を牽引する一方、電力小売等のエコソリューション事業は競争激化により減益と明暗が分かれた。
- 旺盛な需要に対応するための売上債権および在庫の増加により、営業キャッシュ・フローが前年の黒字から32億円の赤字に転落した点は留意が必要。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +18.1% | +2.0% | +18.4% | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | -6.0% | -1.3% | +1.9% | +0.2% | -5.2% |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -28.1% | -2.6% | -1.2% | +2.3% | +1.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -64.5% | -1.0% | -10.1% | -9.2% | -10.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -11.0% | +0.7% | +0.7% | +6.3% | +10.7% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -11.1% | +0.2% | -3.1% | -1.1% | -6.8% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第16期(2024/04/01-2025/03/31)