トラストホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-06 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地と弱気な来期見通し: 2025年6月期は売上高が前期比5.9%減、営業利益が21.6%減と苦戦。さらに2026年6月期の営業利益予想も前期比15.1%減の4.5億円と、2期連続の減益を見込む弱気な計画。
  • 駐車場事業のコスト増が直撃: 主力の駐車場事業で新紙幣対応機器への入れ替え費用や地代、人件費が高騰。売上は微増(2.5%増)したものの、営業利益は34.3%減と利益率が大幅に悪化。
  • 記念配当を含む増配も、実力値には疑問: 市場区分変更の記念配当(2円)を含め年間19円(前期比3円増)を達成したが、親会社株主に帰属する当期純利益の増加は税金調整や貸倒引当金の戻入益による側面が強く、本業の稼ぐ力は低下。

2. 直近の業績と進捗率

2025年6月期(通期)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 128.8億円(前期比5.9%減)
  • 営業利益: 5.2億円(前期比21.6%減)
  • 経常利益: 4.7億円(前期比21.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 3.4億円(前期比2.3%増)

進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する到達度は100%ですが、前期(2024年6月期)が営業増益(18.7%増)だったのに対し、今期は二桁の営業減益に転じており、モメンタムは明確に悪化しています。特に不動産事業の引き渡し計画の未達(25.1%減収)が売上高を押し下げました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 駐車場事業(減速): 売上高70億円(2.5%増)、営業利益2.6億円(34.3%減)。新規開発は順調で駐車場数は前期より24ヶ所増加(928ヶ所)したものの、新紙幣対応コストや固定費増が重石となっています。

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進捗詳細

今期実績

2024-07 〜 2025-06

項目 当期 前年比 前年同期 2023-07 〜 2024-06
売上高 128.9億円 -5.9% 136.9億円
営業利益 5.3億円 -21.6% 6.8億円
経常利益 4.7億円 -21.8% 6.1億円
当期純利益(親会社帰属) 3.5億円 +2.3% 3.4億円
包括利益 3.4億円 +1.5% 3.4億円
1株当たり当期純利益 90.55円 89.55円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-06末 2024-06末
総資産 87.3億円 88.4億円
純資産 12.2億円 9.2億円
自己資本比率 13.9% 10.4%
自己資本 12.2億円 9.2億円
1株当たり純資産 317.76円 240.86円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 32.4% 44.0%
ROA(総資産経常利益率) 5.4% 6.6%
売上高営業利益率 4.1% 4.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -7.4億円 17.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.3億円 -1.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -64,000,000円 -16.3億円
期末現金及び現金同等物残高 17.1億円 27.4億円

来期予想

2025-07 〜 2026-06

項目 予想 前年比(予想)
売上高 140.0億円 +8.6%
営業利益 4.5億円 -15.1%
経常利益 3.1億円 -34.7%
当期純利益 2.0億円 -42.2%
1株当たり当期純利益 52.35円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 8円
期末 8円 11円
配当性向:当期 21.0% / 前期 17.9% 純資産配当率:当期 6.8% / 前期 7.9%