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日本コークス工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • コークス事業の生産トラブルと市況悪化が直撃: 老朽炉の不振に加え、2024年12月の火災事故が追い打ちとなり、営業損益は前期の43.9億円の黒字から85.6億円の赤字へ転落。
  • 財務基盤の急速な悪化と無配転落: 親会社株主に帰属する当期純損失は139億円に達し、自己資本比率は40.0%から31.8%へ急低下。期末配当も無配(前期3円)を余儀なくされた。
  • 2026年3月期のV字回復計画は極めて保守的: 来期営業利益35億円の黒字化を見込むが、新鋭炉の安定稼働が前提。配当予想を「未定」とするなど、先行きには依然不透明感が漂う。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 990.4億円(前期比26.7%減)
  • 営業損益: △85.6億円(前期は43.9億円の黒字)
  • 経常損益: △102.6億円(前期は36.4億円の黒字)
  • 親会社株主に帰属する当期純損益: △139.0億円(前期は18.9億円の黒字)

進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後)に対する着地となりますが、期初予想から大幅に下振れしての着地です。特にコークス生産量が計画比で51.8万トン減少の91.7万トンにまで落ち込んだことが、売上・利益の両面でモメンタムを劇的に悪化させました。

3. セグメント別のモメンタム

  • コークス事業(減速・深刻): 売上高587.1億円(前期比251.2億円減)、セグメント損益123.5億円の赤字。生産トラブルによる販売数量減に加え、原料炭・コークス市況の下落、トン当たり製造原価の悪化がトリプルパンチとなった。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 990.5億円 -26.7% 1351.5億円
営業利益 -85.6億円 43.9億円
経常利益 -102.7億円 36.4億円
当期純利益(親会社帰属) -139.1億円 19.0億円
包括利益 -138.8億円 20.8億円
1株当たり当期純利益 -47.79円 6.52円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1306.3億円 1407.1億円
純資産 416.0億円 563.5億円
自己資本比率 31.8% 40.0%
自己資本 416.0億円 563.5億円
1株当たり純資産 142.94円 193.65円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -28.4% 3.4%
ROA(総資産経常利益率) -7.6% 2.6%
売上高営業利益率 -8.6% 3.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -31.8億円 108.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -166.8億円 -98.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 188.1億円 -4.1億円
期末現金及び現金同等物残高 51.0億円 61.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 980.0億円 -1.1%
営業利益 35.0億円
経常利益 22.0億円
当期純利益 9.0億円
1株当たり当期純利益 3.09円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 3円 0円
配当性向:当期 — / 前期 46.0% 純資産配当率:当期 — / 前期 1.6%