企業解説
1. 企業概要
東和フードサービス株式会社は、「椿屋珈琲」を筆頭とする高級喫茶や、「イタリアンダイニングDONA」「ダッキーダック」などの飲食店を首都圏(1都3県)に展開する外食企業です。「東京圏ベストロケーション」「女性ターゲット」「ライトフード・自社生産」を戦略の柱とし、2025年4月末時点で計110店舗をすべて直営で運営しています。自社工場(セントラルキッチン)を持ち、ソースや生麺、ケーキなどの内製化により高い品質と付加価値を維持しているのが特徴です。競合環境においては、単なる価格競争ではなく、体験価値や空間デザインを重視した「手の届く贅沢」という独自のポジションを築いています。
2. 要点(3行)
- 業績の拡大: 売上高は前年比3.5%増の128.1億円、経常利益は同4.7%増の11.0億円と過去最高を更新し、ROE 10.0%を維持。
- 財務の超健全性: 自己資本比率は78.2%と極めて高く、無借金経営に近い状態で、手元資金も18.6億円と潤沢。
- ブランド力の強化: 主力「椿屋珈琲」が牽引する一方、人手不足対応として2025年度より人事システムを刷新し、成長基盤を再構築中。
3. 業績・収益性のトレンド
- 売上高: 128.1億円(前年同期123.8億円、3.5%増)。客数、客単価ともに前年を上回り、全月で前年実績をクリアしました。
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プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年04月期 | 2022年04月期 | 2023年04月期 | 2024年04月期 | 2025年04月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 提出会社の経営指標等 | |||||
| 売上高 | 70.3億円 | 82.5億円 | 108.5億円 | 123.8億円 | 128.1億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | -2.5億円 | 12.3億円 | 6.6億円 | 10.5億円 | 11.0億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | -0.6億円 | 7.0億円 | 4.3億円 | 7.0億円 | 7.2億円 |
| 持分法を適用した場合の投資利益又は投資損失(△) | — | — | — | — | — |
| 資本金 | 0.5億円 | 0.5億円 | 0.5億円 | 0.5億円 | 0.5億円 |
| 発行済株式総数 | 8,186,400株 | 8,186,400株 | 8,186,400株 | 8,186,400株 | 8,186,400株 |
| 純資産額 | 50.4億円 | 56.8億円 | 60.2億円 | 66.2億円 | 71.7億円 |
| 総資産額 | 71.1億円 | 85.2億円 | 84.4億円 | 87.2億円 | 91.7億円 |
| 1株当たり純資産額 | 624.16円/株 | 703.32円/株 | 745.52円/株 | 819.95円/株 | 888.76円/株 |
| 1株当たり配当額 | 6円/株 | 10.5円/株 | 11円/株 | 19円/株 | 20円/株 |
| 1株当たり中間配当額 | 3円/株 | 4.5円/株 | 5円/株 | 9円/株 | 10円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | -7.57円/株 | 86.62円/株 | 52.76円/株 | 87.29円/株 | 89.31円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | — | — | — | — | — |
| 自己資本比率 | 70.8% | 66.6% | 71.3% | 75.9% | 78.2% |
| 自己資本利益率 | -1.2% | 12.3% | 7.1% | 10.6% | 10.0% |
| 株価収益率 | — | 1700.0% | 2920.0% | 2330.0% | 2330.0% |
| 配当性向 | — | 12.1% | 20.8% | 21.8% | 22.4% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -0.7億円 | 18.6億円 | 6.5億円 | 13.2億円 | 9.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 1.9億円 | -14.7億円 | -8.3億円 | -4.0億円 | -7.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 0.4億円 | -0.7億円 | -0.9億円 | -7.2億円 | -1.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 15.8億円 | 19.0億円 | 16.2億円 | 18.2億円 | 18.6億円 |
| 従業員数 | 23400.0% | 21500.0% | 21400.0% | 20500.0% | 20400.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 61000.0% | 69300.0% | 79400.0% | 90800.0% | 92100.0% |
| 株主総利回り | 115.4% | 123.7% | 130.0% | 172.4% | 178.0% |
| 株価指数における総利回り | 132.3% | 135.6% | 151.0% | 205.9% | 205.2% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 48.9億円 | 52.7億円 |
| ▶ 固定資産 | 38.3億円 | 39.0億円 |
| 資産 | 87.2億円 | 91.7億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 13.8億円 | 12.8億円 |
| ▶ 固定負債 | 7.3億円 | 7.2億円 |
| 負債 | 21.0億円 | 20.0億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 65.9億円 | 71.5億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 0.3億円 | 0.3億円 |
| 純資産 | 66.2億円 | 71.7億円 |
| 負債純資産 | 87.2億円 | 91.7億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 123.8億円 | 128.1億円 |
| ▶ 売上原価 | 33.7億円 | 34.5億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 90.2億円 | 93.7億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 80.2億円 | 83.0億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 10.0億円 | 10.6億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.6億円 | 0.5億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.0億円 | 0.2億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 10.5億円 | 11.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.2億円 | 0.4億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 10.3億円 | 10.6億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 3.5億円 | 3.2億円 |
| 法人税等調整額 | -0.2億円 | 0.2億円 |
| 法人税等 | 3.3億円 | 3.4億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 7.0億円 | 7.2億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 13.2億円 | 9.4億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -4.0億円 | -7.4億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -7.2億円 | -1.7億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 2.0億円 | 0.4億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 18.2億円 | 18.6億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 18.2億円 | 18.6億円 |