短信要約
1. 要点(3行)
- 営業利益は前年同期比11.4%増の2,083億円と増益で着地したものの、北米消費の減速を背景に、通期の営業利益・経常利益予想を下方修正。
- 構造改革が加速しており、セブン銀行の持分法適用会社化に加え、イトーヨーカ堂を含むスーパーストア事業(ヨークHD)の売却(ベインキャピタル連合へ)を正式発表。
- 国内外のコンビニ事業に経営資源を集中させる「純粋コンビニ企業」への脱皮を図る一方、足元では北米の低所得者層を中心とした消費抑制が鮮明なリスクとなっている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年2月期第2四半期累計(中間期)の着地は以下の通りです。
- 営業収益: 5兆6,166億円(前年同期比6.9%減)
- 営業利益: 2,083億円(同11.4%増)
- 経常利益: 1,864億円(同11.5%増)
- 中間純利益: 1,218億円(同133.1%増)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化:
- 修正後の通期営業利益計画(4,040億円)に対する進捗率は51.5%。前年同期の進捗率(約44%)と比較すると、利益面での足元の進捗は一見順調に見えます。
- しかし、中間期の増益は前年同期のネットスーパー撤退関連損失等の反動や、国内スーパーストア事業の劇的な利益改善によるものであり、主力のコンビニ事業については、通期予想の下方修正が示す通り、期初想定ほどの勢いはありません。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内コンビニエンスストア事業(減速): 営業利益は1,217億円(前年同期比4.6%減)。既存店売上は前年を上回ったものの、米などの原材料価格高騰による荒利率の低下と、人件費・光熱費等の販管費増加が利益を圧迫しています。
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今期累計実績
2025-03 〜 2025-08
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-03 〜 2024-08 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 56166.4億円 | -6.9% | 60355.3億円 |
| 営業利益 | 2083.9億円 | +11.4% | 1870.0億円 |
| 経常利益 | 1864.4億円 | +11.5% | 1672.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1218.0億円 | +133.1% | 522.4億円 |
| 包括利益 | -1237.7億円 | — | 4340.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 47.83円 | — | 20.09円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 47.83円 | — | 20.08円 |
財務状態
| 項目 | 2025-08末 | 2025-02末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 96500.6億円 | 113861.1億円 |
| 純資産 | 36118.6億円 | 42232.1億円 |
| 自己資本比率 | 37.1% | 35.4% |
| 自己資本 | 35789.2億円 | 40359.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,453.02円 | 1,555.39円 |
通期予想
2025-03 〜 2026-02
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業収益 | 105600.0億円 | -11.8% |
| 営業利益 | 4040.0億円 | -4.0% |
| 経常利益 | 3660.0億円 | -2.3% |
| 当期純利益 | 2650.0億円 | +53.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 107.66円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 20円 | 25円 |
| 期末 | 20円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 40円 | 50円 予想 |