短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 売上高は研究用試薬の伸長により5.3%増の54.02億円と堅調だったが、人件費等の販管費増加が重く、営業利益は14.4%減の2.76億円に沈んだ。
- 利益進捗は良好: 営業利益の通期計画(4.9億円)に対する進捗率は56.3%に達しており、前年同期の進捗ペースを上回る。通期目標達成へのハードルは高くない。
- キャッシュフローが大幅改善: 売上債権の回収が進んだことで、営業CFは前年同期比123.8%増の6.94億円と急拡大。財務の健全性と手元流動性が一段と高まっている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第2四半期(累計)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 54.02億円(前年同期比 +5.3%)
- 営業利益: 2.76億円(同 △14.4%)
- 経常利益: 3.43億円(同 +1.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 2.50億円(同 △2.9%)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 50.5%(前年同期の通期実績に対する進捗は約50%程度と推測され、例年並み)
- 営業利益: 56.3%(通期予想4.9億円に対し)
- 経常利益: 59.1%(通期予想5.8億円に対し) 売上高は計画通りですが、各段階利益は55%を超えており、下期に向けた利益の積み上げに余裕がある状態です。前年同期の営業利益が通期に対して低い進捗だったことに比べ、今期は利益の出方が安定しています。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントですが、品目別の状況は以下の通り「勢い」の差が出ています。
- 研究用試薬(勢いあり): 売上高43.37億円(前年同期比 +6.0%)。大学・公的研究機関の予算執行が堅調で、同社の主力事業として成長を牽引しています。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 54.0億円 | +5.3% | 51.3億円 |
| 営業利益 | 2.8億円 | -14.4% | 3.2億円 |
| 経常利益 | 3.4億円 | +1.8% | 3.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.5億円 | -2.9% | 2.6億円 |
| 包括利益 | 3.7億円 | -55.2% | 8.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 44.03円 | — | 44.21円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 117.9億円 | 117.2億円 |
| 純資産 | 96.7億円 | 95.5億円 |
| 自己資本比率 | 77.1% | 76.5% |
| 自己資本 | 90.8億円 | 89.7億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 107.0億円 | +6.6% |
| 営業利益 | 4.9億円 | +53.8% |
| 経常利益 | 5.8億円 | +59.2% |
| 当期純利益 | 4.3億円 | +64.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 75.6円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 14円 | 25円 |
| 期末 | 36円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 50円 | 50円 予想 |