短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 主力の研究用試薬が堅調に推移し売上高は前年同期比6.4%増となったが、人件費等の販管費増が重く、営業利益は同25.4%減と大幅な減益となった。
- 利益進捗の遅れ: 通期計画に対する営業利益の進捗率は56.1%にとどまり、計画達成には第4四半期での大幅な利益積み上げが必要な状況。
- 試薬は好調も機器が停滞: 品目別では研究用試薬が前年同期比8.0%増と成長を牽引している一方、機器は同0.4%増とほぼ横ばいで、研究機関の予算執行状況に左右される展開が続く。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第3四半期累計(9ヶ月)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 78.85億円(前年同期比+6.4%)[通期計画比 進捗率:73.7%]
- 営業利益: 2.75億円(前年同期比△25.4%)[通期計画比 進捗率:56.1%]
- 経常利益: 3.69億円(前年同期比△3.9%)[通期計画比 進捗率:63.6%]
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2.72億円(前年同期比△6.3%)[通期計画比 進捗率:63.3%]
分析: 売上高は計画に対して概ね順調(標準的な75%水準に近い)ですが、営業利益の進捗率56.1%は、前年同期の営業利益(3.69億円)と比較しても勢いが弱まっています。人件費を中心とした販管費の増加が利益を押し下げており、下期偏重の利益構造とはいえ、通期計画(4.9億円)の達成には不透明感が漂います。
3. セグメント別のモメンタム
当社は単一セグメント(ライフサイエンス事業)ですが、品目別の動向に差が出ています。
- 「勢い」がある項目: 研究用試薬(63.68億円、前年同期比8.0%増)。バイオテクノロジー分野の基礎研究市場において、大学や公的研究機関の予算執行が堅調であり、主力製品が成長を維持しています。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 78.8億円 | +6.4% | 74.1億円 |
| 営業利益 | 2.8億円 | -25.4% | 3.7億円 |
| 経常利益 | 3.7億円 | -3.9% | 3.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.7億円 | -6.3% | 2.9億円 |
| 包括利益 | 7.2億円 | +8.6% | 6.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 47.96円 | — | 49.92円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 122.7億円 | 117.2億円 |
| 純資産 | 98.7億円 | 95.5億円 |
| 自己資本比率 | 75.6% | 76.5% |
| 自己資本 | 92.8億円 | 89.7億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 107.0億円 | +6.6% |
| 営業利益 | 4.9億円 | +53.8% |
| 経常利益 | 5.8億円 | +59.2% |
| 当期純利益 | 4.3億円 | +64.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 75.77円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 14円 | 25円 |
| 期末 | 36円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 50円 | 50円 予想 |