短信要約
デリカフーズホールディングス株式会社(3392)の2025年3月期 第3四半期決算に基づき、証券アナリストの視点で業績を分析・要約します。
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 外食需要の回復とインバウンド効果で売上高は第3四半期累計として過去最高の435億円を記録した一方、天候不順による原料価格の高騰が響き、営業利益は前年同期比76.0%減と大幅な減益。
- ボトムアウトの兆し: 第2四半期累計(中途)での営業赤字から、第3四半期単体では黒字に転換。大阪FSセンターの立ち上げ費用等の一過性要因をこなし、収益体質の立て直しが進みつつある。
- コスト転嫁が鍵: 仕入価格の急騰に対し、取引先への価格改定(売価改善)を進めているが、コスト増のスピードに追いついていない状況。今後の収益回復は価格転嫁の浸透度に依存する。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 435.04億円(前年同期比 +10.6%)
- 営業利益: 1.75億円(同 △76.0%)
- 経常利益: 2.32億円(同 △71.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1.25億円(同 △80.2%)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 77.7%(通期計画560億円に対し順調。前年同期の進捗74.4%を上回る勢い)
- 営業利益: 29.2%(通期計画6億円に対し遅延。前年同期は第3四半期時点で7.3億円を稼いでおり、勢いは大幅に鈍化) ※利益面では2024年10月に下方修正した計画に対しても、依然として低い進捗に留まっています。
3. セグメント別のモメンタム
- ホール野菜部門(勢い:強): 売上高174.30億円(前年同期比+14.7%)。外食・ホテル業界のインバウンド需要を直接取り込み、二桁増収と好調を維持。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 435.0億円 | +10.6% | 393.3億円 |
| 営業利益 | 1.8億円 | -76.0% | 7.3億円 |
| 経常利益 | 2.3億円 | -71.3% | 8.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.3億円 | -80.2% | 6.3億円 |
| 包括利益 | 61,000,000円 | -91.9% | 7.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 7.67円 | — | 38.89円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 290.2億円 | 288.5億円 |
| 純資産 | 86.4億円 | 87.5億円 |
| 自己資本比率 | 29.8% | 30.3% |
| 自己資本 | 86.4億円 | 87.5億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 560.0億円 | +6.0% |
| 営業利益 | 6.0億円 | -47.1% |
| 経常利益 | 7.0億円 | -44.4% |
| 当期純利益 | 4.3億円 | -57.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 26.4円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 12円 | 12円 予想 |
| 年間合計 | 12円 | 12円 予想 |