デリカフーズホールディングス株式会社は、外食・中食産業向けにカット野菜の製造・販売を行う国内最大手の青果物加工流通業者です。
- 事業内容: 主力の「青果物事業」ではホール野菜の販売、カット野菜やミールキットの製造販売を行い、「物流事業」ではチルド配送網を外販しています。
- 主要製品・サービス: 業務用のカット野菜、真空加熱野菜、ミールキット「楽彩」。
- 主要顧客: ファミリーレストランを中心とした外食チェーン、中食(持ち帰り弁当・惣菜)業者、コンビニエンスストア。
- 競合環境: カット野菜のリーディングカンパニーとしての地位を確立していますが、天候不順による原料価格の高騰や、深刻な人手不足に伴う人件費上昇が激しい業界環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
1.4%
≧10%が優良
ROA
2.9%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-29.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-46.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は587.6億円(前期比11.2%増)と3期連続で過去最高を更新したが、利益面では原料高騰と先行投資が重なり、経常利益は8.8億円(同29.7%減)と大幅な減益となった。
- 営業キャッシュ・フローは38.0億円と大幅な黒字を確保しており、減価償却費(11.7億円)や補助金収入(13.5億円)を背景に、実質的な現金創出力は依然として高い。
- 中期経営計画「keep on trying 2027」を始動し、輸入野菜の国産化や大阪新工場の稼働によるポートフォリオ変革を推進、収益構造の抜本的改善を図っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 9.4億円 / 予想: 14.0億円
+2840.6%
売上高
実績: 151.5億円 / 予想: 610.0億円
+11.4%
2Q
営業利益
実績: 12.3億円 / 予想: 19.5億円
—
売上高
実績: 308.1億円 / 予想: 640.0億円
+9.8%
3Q
営業利益
実績: 17.1億円 / 予想: 19.5億円
+877.1%
売上高
実績: 468.5億円 / 予想: 640.0億円
+7.7%
通期
営業利益
実績: 21.1億円 / 予想: 未開示
+162.0%
売上高
実績: 622.2億円 / 予想: 未開示
+5.9%
3行解説
- 過去最高業績の更新: 売上高は4年連続で過去最高を更新し、営業利益・経常利益・当期純利益のすべてにおいて大幅な増益を達成し、過去最高益を記録した。
- 中期経営計画目標の1年前倒し達成: 2027年3月期を最終年度とする「第五次中期経営計画」の定量目標を1年前倒しで達成し、経営の勢いと収益体質の強化が鮮明となった。
- 大幅増配と記念配当の実施: 業績好調を背景に、前期比13円増となる年25円(記念配当3円含む)への大幅増配を決定。次期も27円への連続増配を予定している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +162.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +877.1% | -2.9% | -4.7% | +11.8% | — |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +1.5% | -3.7% | -12.9% | -7.5% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +2840.6% | +2.1% | +23.3% | +29.6% | +42.6% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -29.0% | +6.4% | +2.1% | +6.0% | +10.5% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | -76.0% | -1.6% | -1.2% | -1.5% | +6.6% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)