大木ヘルスケアホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 利益面の急回復: 2025年3月期は売上高が前期比4.4%増に対し、営業利益は35.5%増(27.6億円)と大幅増益を達成。感染症特需が剥落する中で、医薬品や化粧品の堅調な需要と物流効率化が寄与した。
  • キャッシュフローの悪化: 営業活動によるCFが約91.8億円の赤字に転落。棚卸資産の増加(約49億円増)と仕入債務の減少(約89.7億円減)が重なり、資金繰り面で一時的な負荷が生じている。
  • 次期も増収増益継続の見通し: 2026年3月期は営業利益11.8%増(30.9億円)を計画。配当は前期の24円から26円へ増配し、次期も26円を維持する方針で、安定的な株主還元姿勢を維持している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 3,494億5,200万円(前期比4.4%増)
  • 営業利益: 27億6,800万円(前期比35.5%増)
  • 経常利益: 39億9,100万円(前期比22.4%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 26億3,900万円(前期比19.4%増)

分析: 前期(2024年3月期)の営業利益が0.8%減と足踏みしたのに対し、今期は二桁増益と勢いが大幅に強まっています。通期計画に対する進捗率は、期末実績のため100%ですが、次期(2026年3月期)予想においても、売上高4.2%増、営業利益11.8%増と、巡航速度での成長継続を見込んでいます。

3. セグメント別のモメンタム

同社はヘルスケア卸の単一セグメントですが、カテゴリー別の動向は以下の通りです。

  • 勢い(ポジティブ): 医薬品、健康食品、化粧品。個人消費の底堅さとインバウンド需要の増加が追い風となり、堅調に推移しました。特に「需要創造型の中間流通」を掲げた提案型の販売が奏功しています。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 3494.5億円 +4.4% 3346.6億円
営業利益 27.7億円 +35.5% 20.4億円
経常利益 39.9億円 +22.4% 32.6億円
当期純利益(親会社帰属) 26.4億円 +19.4% 22.1億円
包括利益 34.8億円 -14.7% 40.8億円
1株当たり当期純利益 193.49円 160.45円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1393.4億円 1385.8億円
純資産 310.6億円 279.0億円
自己資本比率 22.2% 20.1%
自己資本 309.9億円 278.4億円
1株当たり純資産 2,271.78円 2,040.66円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.0% 8.5%
ROA(総資産経常利益率) 2.9% 2.5%
売上高営業利益率 0.8% 0.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -91.8億円 75.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -31.3億円 -5.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 68.9億円 -20.0億円
期末現金及び現金同等物残高 28.8億円 83.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3640.0億円 +4.2%
営業利益 30.9億円 +11.8%
経常利益 43.7億円 +9.5%
当期純利益 30.6億円 +15.9%

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 24円 26円
配当性向:当期 13.4% / 前期 15.0% 純資産配当率:当期 1.2% / 前期 1.3%