短信要約
1. 要点(3行)
- AIデータセンター向け300mm先端品の需要は極めて堅調な一方、民生・自動車向け等の汎用品の回復遅れが鮮明となり、第3四半期累計で営業利益が前年同期比80.4%減と大幅な減益を記録した。
- 通期業績予想を大幅に下方修正し、営業利益段階から赤字転落(42億円の赤字)を見込む。200mm以下の生産体制再編に伴う構造改革費用や、減価償却費の急増が利益を圧迫している。
- 減価償却費が前年同期の561億円から800億円へと激増しており、次世代投資に伴うコスト負担が、市況回復の鈍さと重なり、収益構造を一時的に悪化させている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 3,044億円(前年同期比 +2.6%)
- 営業利益: 58億円(同 △80.4%)
- 経常利益: 21億円(同 △91.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △9億円(前年同期は162億円の黒字)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高進捗率は75.3%。前年同期の売上進捗(約74.7%)と同水準であり、トップラインは維持されています。
- しかし、通期で42億円の営業赤字、169億円の純損失を見込む下方修正がなされました。第3四半期累計で58億円の営業黒字を確保していたものの、第4四半期単体で約100億円の営業赤字を見込む計算となり、勢いは急速に減速しています。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(高純度シリコン)内での動向は以下の通りです。
- 強気(モメンタム有): 300mmシリコンウェーハのAI用先端品。データセンター投資の拡大を背景に、極めて堅調な需要が継続しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3044.4億円 | +2.6% | 2966.6億円 |
| 営業利益 | 58.7億円 | -80.4% | 299.7億円 |
| 経常利益 | 21.8億円 | -91.6% | 260.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -9.9億円 | — | 162.6億円 |
| 包括利益 | -17.1億円 | — | 171.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -2.85円 | — | 46.5円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 11425.7億円 | 11726.8億円 |
| 純資産 | 6494.1億円 | 6572.4億円 |
| 自己資本比率 | 51.0% | 50.5% |
| 自己資本 | 5830.2億円 | 5921.1億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 4044.0億円 | +2.0% |
| 営業利益 | -42.0億円 | — |
| 経常利益 | -109.0億円 | — |
| 当期純利益 | -169.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -48.33円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 15円 | 10円 |
| 期末 | 6円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 21円 | 20円 予想 |