短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高は微増も営業赤字が拡大: 売上高は前年同期比2.4%増の11.9億円となったが、原価率の悪化により営業損失は3.15億円(前年同期は2.55億円の損失)へと赤字幅が拡大した。
- 主力・新規分野ともに課題: 精密電子機器向けは回復の兆しがある一方、期待のロボット関連は顧客の開発遅延により計画を下回り、自動車関連も米国の関税政策等で先行き不透明感が強い。
- 財務制限条項の解消: 2025年6月末に財務制限条項付きのタームローンを全額完済。資金繰りの懸念は緩和されたものの、継続企業の前提に関する事象は引き続き注視が必要。
2. 直近の業績と進捗率
2026年4月期 第1四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 11.91億円(前年同期比 +2.4%)
- 営業損失: △3.15億円(前年同期 △2.55億円)
- 経常損失: △2.29億円(前年同期 △2.96億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △1.83億円(前年同期 △3.20億円)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期予想(売上高59.7億円、営業利益0.25億円)に対し、売上高の進捗率は**19.9%**にとどまります。前年同期の売上進捗(前年実績非公表のため勢いで比較)と比べても、利益面では営業赤字が拡大しており、通期での黒字化計画(25百万円)に対して非常に厳しい立ち上がりです。受取配当金等の営業外収益(1.29億円)で最終赤字は縮小していますが、本業の稼ぐ力は依然として弱含んでいます。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(金属製品加工事業)ですが、主要分野別の状況は以下の通りです。
- 精密電子機器(デジタルカメラ・時計等): 【勢い:回復】 主要顧客からの受注が増加し、回復の兆しが見られます。
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今期累計実績
2025-05 〜 2025-07
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-05 〜 2024-07 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11.9億円 | +2.4% | 11.6億円 |
| 営業利益 | -3.1億円 | — | -2.5億円 |
| 経常利益 | -2.3億円 | — | -3.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -1.8億円 | — | -3.2億円 |
| 包括利益 | -1.0億円 | — | -3.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -15.17円 | — | -26.53円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-07末 | 2025-04末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 80.8億円 | 85.6億円 |
| 純資産 | 52.4億円 | 54.0億円 |
| 自己資本比率 | 61.5% | 59.2% |
| 自己資本 | 49.7億円 | 50.6億円 |
通期予想
2025-05 〜 2026-04
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 59.7億円 | +9.5% |
| 営業利益 | 25,000,000円 | — |
| 経常利益 | 2.5億円 | — |
| 当期純利益 | 1.6億円 | +269.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 13.2円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 10円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 10円 | 10円 予想 |