短信要約
1. 要点(3行)
- 実態は大幅な営業減益:売上高は前年同期比0.6%増と横ばいながら、増産に伴う労務費や電力費等のコスト増が響き、営業利益は36.2%減と低迷した。
- 最終利益の増益は「税金費用」の特殊要因:親会社株主に帰属する四半期純利益は21.7%増の2.18億円となったが、これは繰延税金資産の計上等による法人税等調整額(▲0.9億円)の寄与が大きく、本業の稼ぐ力は弱含んでいる。
- 主力のテクノ製品事業の採算悪化:筆記具用ペン先はアジア向けに堅調だが、コスメ用が振るわず、セグメント利益率は前年同期の30.0%から19.5%へ10.5ポイントも急落した。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(累計)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高:14.65億円(前年同期比+0.6%)
- 営業利益:1.61億円(同▲36.2%)
- 経常利益:1.48億円(同▲45.3%)
- 四半期純利益:2.18億円(同+21.7%)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高:23.6%(前年同期24.1%)
- 営業利益:21.5%(前年同期30.0%)
- 経常利益:20.3%(前年同期33.3%)
通期計画に対する各利益の進捗は、前年同期(約30〜33%)と比較して大幅に遅れており、下期に向けた大幅な採算改善が不可欠な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- テクノ製品事業(減速)
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 14.7億円 | +0.6% | 14.6億円 |
| 営業利益 | 1.6億円 | -36.2% | 2.5億円 |
| 経常利益 | 1.5億円 | -45.3% | 2.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.2億円 | +21.7% | 1.8億円 |
| 包括利益 | 2.0億円 | -4.8% | 2.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 79.31円 | — | 64.43円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 99.0億円 | 98.4億円 |
| 純資産 | 68.3億円 | 67.1億円 |
| 自己資本比率 | 68.9% | 68.1% |
| 自己資本 | 68.3億円 | 67.1億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,467.68円 | 2,439.07円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 62.0億円 | +2.7% |
| 営業利益 | 7.5億円 | -10.9% |
| 経常利益 | 7.3億円 | -10.3% |
| 当期純利益 | 5.1億円 | -12.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 185.44円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | 33円 | 35円 予想 |
| 年間合計 | 33円 | 35円 予想 |