マツオカコーポレーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 見かけの減益と実態の乖離:円安による海外子会社のコスト増で営業利益は前年比45.3%減の4.33億円となったが、独自指標の「為替差損益調整後営業利益」は42.33億円(同30.4%増)と本業は極めて好調。
  • 大幅な増配発表:前期実績の50円から、今期は90円(配当性向34.7%)へと大幅な増配を実施し、次期も90円を維持する方針。株主還元姿勢が明確に強化された。
  • 次期のV字回復予想:2026年3月期は、ベトナム・バングラデシュの新工場の稼働安定化により、営業利益25億円(前期比476.2%増)と急拡大を見込む強気な計画。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高:705.79億円(前期比17.3%増)
  • 営業利益:4.33億円(同45.3%減)
  • 経常利益:41.99億円(同6.5%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:26.00億円(同5.8%増)

進捗と勢いの変化: 本資料は通期決算のため、次期(2026年3月期)計画に対する勢いを確認すると、売上高は740億円(4.8%増)、営業利益は25億円(476.2%増)を計画しています。前期は円安局面での製造原価・販管費の円換算額膨張が営業利益を圧迫しましたが、本業の稼ぐ力(調整後営業利益42.33億円)は前年(32.47億円)から加速しており、次期の利益急回復への蓋然性は高いと判断されます。

3. セグメント別のモメンタム

同社はアパレルOEM事業の単一セグメントですが、地域別の動向に特徴があります。

  • 中国(勢い:維持):ASEANへの生産シフトを進めつつ、熟練技術を要するサンプル作成や短納期ニーズに対応。特に生地加工分野が欧米顧客から評価され、業績を大きく伸長させた。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 705.8億円 +17.3% 601.8億円
営業利益 4.3億円 -45.3% 7.9億円
経常利益 42.0億円 -6.5% 44.9億円
当期純利益(親会社帰属) 26.0億円 +5.8% 24.6億円
包括利益 50.0億円 +20.4% 41.5億円
1株当たり当期純利益 259.47円 246.03円
希薄化後1株当たり純利益 223.73円 211.32円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 724.5億円 657.0億円
純資産 405.3億円 360.6億円
自己資本比率 51.8% 50.6%
自己資本 375.6億円 332.6億円
1株当たり純資産 3,598.26円 3,329.08円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.3% 7.8%
ROA(総資産経常利益率) 6.1% 7.2%
売上高営業利益率 0.6% 1.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 27.2億円 54.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -20.3億円 -25.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 7.0億円 -7.5億円
期末現金及び現金同等物残高 193.9億円 171.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 740.0億円 +4.8%
営業利益 25.0億円 +476.2%
経常利益 47.0億円 +11.9%
当期純利益 30.0億円 +15.4%
1株当たり当期純利益 287.42円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 50円 90円
配当性向:当期 34.7% / 前期 20.3% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 1.6%