テックファームホールディングス株式会社は、独立系のITシステム開発・コンサルティングを主軸とする持株会社です。主な事業は、先端技術を活用したシステム受託開発を行う「ICTソリューション事業」と、日本の食品・美容品等の海外輸出支援を行う「クロスボーダー流通プラットフォーム事業」の2本柱です。主要顧客には、株式会社サプライズクルー(売上高の22.8%)や株式会社マイナビ(同14.3%)などがあり、特定の大型案件が収益を牽引する構造を持っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-24 提出)収益性
営業利益率
11.2%
≧10%が優良
ROA
16.6%
≧5%が優良
ROE
20.1%
≧10%が優良
ROIC
13.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
32.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
213.3%
≧10%が優良
EPS成長率
221.6%
≧10%が優良
3行解説
- ICTソリューション事業の大型案件が寄与し、売上高は前年比32.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同221.5%増と大幅な増収増益を達成。
- ROEが20.1%と大幅に改善し、配当も従来の5円から8円へ増配。自己資本比率54.8%と財務の健全性を維持しつつ還元を強化。
- 増収に伴い売上債権が約6.6億円増加したことで、営業CFが純利益を下回っている点と、特定顧客への依存度の高さが今後の注目点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第2四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 6.0億円
-13.7%
売上高
実績: 16.6億円 / 予想: 72.0億円
+9.7%
2Q
営業利益
実績: 3.1億円 / 予想: 6.0億円
-14.8%
売上高
実績: 33.5億円 / 予想: 72.0億円
+5.6%
3行解説
- 売上高は前年同期比5.6%増の33.5億円と増収を確保した一方、人件費増や教育投資が重なり、営業利益は14.8%減の3.06億円に留まった。
- 主力のICTソリューション事業は大型案件の進捗で堅調だが、第2の柱であるクロスボーダー流通プラットフォーム事業は不採算案件の整理に伴い28.2%の減収、赤字幅が拡大した。
- 通期計画に対する中間利益の進捗率は57.6%と5割を超えており、先行投資をこなしつつも利益目標の達成に向けては概ね順調なペースを維持している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | -14.8% | +1.9% | +3.3% | +1.1% | — |
| 2025-11-14 | 2026年6月期 第1四半期 | -13.7% | +0.6% | -8.7% | -11.4% | -13.0% |
| 2025-08-14 | 2025年6月期 通期 | +213.4% | -0.5% | -11.4% | -13.9% | -15.4% |
| 2025-05-09 | 2025年6月期 第3四半期 | +298.1% | +0.8% | +22.8% | +30.5% | +17.6% |
| 2025-02-07 | 2025年6月期 第2四半期 | +870.3% | -0.1% | +22.5% | +7.6% | -1.3% |
有価証券報告書
2025-09-24 有価証券報告書-第34期(2024/07/01-2025/06/30)