株式会社三菱総合研究所(MRI)は、官公庁や民間企業を対象とした調査・提言・コンサルティングを行う「シンクタンク・コンサルティングサービス」と、ソフトウェア開発・運用やアウトソーシングを行う「ITサービス」の2つのセグメントを主軸とする総合シンクタンクです。連結子会社の三菱総研DCS株式会社がITサービスの中核を担っています。主要顧客として三菱UFJニコス(売上高の12.7%、153億円)などの三菱グループ企業への依存度がある程度高い一方、官公庁向け売上も連結売上の28.7%(約348億円)に達しており、極めて安定した顧客基盤を有しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-10 提出)収益性
営業利益率
6.6%
≧10%が優良
ROA
6.5%
≧5%が優良
ROE
8.1%
≧10%が優良
ROIC
6.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
13.5%
≧10%が優良
EPS成長率
28.2%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年9月期は売上高1,214億円(前期比5.3%増)、経常利益97億円(同19.5%増)と増収増益を達成。
- 主力のコンサルティング事業での人員不足と生産性低下、ITサービスの利益率悪化を受け、中期経営計画2026の最終利益目標等を大幅に下方修正。
- 自己株式の消却(38万株)や配当性向40%を目安とした安定配当を維持する一方、人的資本への投資加速が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-04-27 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 34.5億円 / 予想: 75.0億円
+133.4%
売上高
実績: 309.0億円 / 予想: 1220.0億円
+11.5%
2Q
営業利益
実績: 92.9億円 / 予想: 84.0億円
+36.3%
売上高
実績: 725.7億円 / 予想: 1250.0億円
+10.9%
3行解説
- 第2四半期時点で、営業利益(92.9億円)が上方修正後の通期計画(84億円)を既に上回る極めて好調な着地。
- 主力のシンクタンク・コンサル部門がDXやエネルギー関連の需要を捉えて大幅増益となり、ITサービス部門の不採算案件をカバー。
- 投資有価証券売却益の計上により、中間純利益は前年同期比73.5%増の84.7億円と急増し、通期予想も上方修正。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 | 2026年9月期 第2四半期 | +36.3% | -0.1% | -9.6% | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年9月期 第1四半期 | +133.4% | -0.4% | +2.0% | -0.4% | +0.4% |
| 2025-10-30 | 2025年9月期 通期 | +13.5% | +2.2% | -3.0% | -1.2% | -1.4% |
| 2025-07-30 | 2025年9月期 第3四半期 | -6.0% | +3.7% | +3.2% | -2.4% | +3.9% |
| 2025-04-25 | 2025年9月期 第2四半期 | -20.7% | -2.4% | -14.4% | -15.1% | -16.0% |
| 2025-02-05 | 2025年9月期 第1四半期 | -27.3% | +1.0% | +2.6% | +2.5% | +1.4% |
有価証券報告書
2025-12-10 有価証券報告書-第56期(2024/10/01-2025/09/30)