ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社は、企業や健康保険組合向けに「コーポレート・ウェルネス(職域での健康管理)」支援サービスを展開する企業です。
- 主要製品・サービス:
- 健診ソリューション事業: 提携医療機関の予約、精算代行、健診結果のデータ化・一元化を行うプラットフォーム「i-Wellness」を提供。
- 健康管理クラウド事業: 健康診断結果、就労データ、ストレスチェック等の一元管理を可能にするSaaS型システム「Growbase」を展開。
- 医療機関等支援事業: PET検診施設の賃貸借や、協会けんぽ等の健診代行サービス(BPO)を提供。
- 主要顧客: 従業員1,000名以上の大企業(Enterprise・Large市場)が中心。SOMPOホールディングスが主要株主(持株比率33.3%)であり、関連会社関係にあります。
- 競合環境: 福利厚生代行企業や労働衛生機関、SaaS領域では新規参入のHRテック企業と競合しますが、健診代行からクラウド管理まで一気通貫で提供できる点に優位性があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
7.9%
≧10%が優良
ROA
22.6%
≧5%が優良
ROE
24.5%
≧10%が優良
ROIC
22.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
14.7%
≧10%が優良
EPS成長率
14.1%
≧10%が優良
3行解説
- 収益モデルの安定性: 売上高の94.7%がストック型収益であり、契約継続率も99.6%と極めて高く、強固な顧客基盤と予測可能性の高い収益構造を維持。
- 高収益な成長: 第19期は売上高140.6億円(前年比6.0%増)、経常利益11.0億円(同15.4%増)と増収増益を達成し、ROEは24.5%と非常に高い資本効率を誇る。
- IPOによる投資加速: 2025年6月のグロース市場上場により約17.6億円(オーバーアロットメント含む見込み)を調達。これをシステム開発や人材採用に充て、更なるシェア拡大を狙う。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 12.4億円
—
売上高
実績: 24.9億円 / 予想: 147.9億円
—
2Q
営業利益
実績: 6.1億円 / 予想: 12.4億円
+22.2%
売上高
実績: 75.2億円 / 予想: 147.9億円
+6.5%
3Q
営業利益
実績: 10.1億円 / 予想: 12.4億円
+10.3%
売上高
実績: 121.8億円 / 予想: 147.9億円
+4.8%
3行解説
- 2026年3月期第3四半期は、売上高121.8億円(前年同期比4.8%増)、営業利益10.1億円(同10.3%増)と、IPO後初の第3四半期を堅調な増収増益で着地。
- 主力の健診ソリューション事業でDX推進による利益率向上が鮮明(利益25.0%増)となり、成長株である健康管理クラウドも2桁増収を維持。
- 株式分割(1:2)の実施と合わせ、実質的な増配となる配当予想の上方修正を発表。株主還元姿勢を強め、資本効率と市場流動性の向上を狙う。