エンカレッジ・テクノロジ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・非連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • ストック収益が成長を牽引も、ライセンスの落ち込みで営業減益: 保守料(+6.5%)やクラウド(+65.8%)が伸長した一方、直販の大型案件延期等の影響でライセンス売上が16.7%減となり、営業利益は前期比6.6%減の2.97億円に着地。
  • 株主還元を大幅強化、配当性向は75%超へ: 前期の20円から25円へ増配(DOE 4.8%)。次期も26円(配当性向82.5%)を予定しており、利益成長が鈍化する中で還元姿勢を鮮明に打ち出した。
  • 新中計1年目は足踏み、2年目以降の「2桁成長」回復が焦点: 2026年3月期は売上高12.0%増の28億円を計画。人件費や開発投資をこなしつつ、滞留したフロー案件をどれだけ確実に回収できるかが鍵。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 25.01億円(前期比 +0.1%)
  • 営業利益: 2.97億円(前期比 △6.6%)
  • 経常利益: 3.03億円(前期比 △5.7%)
  • 当期純利益: 2.20億円(前期比 +0.6%)

【進捗と勢いの変化】 当期は「VISION2030」の初年度でしたが、期初計画に対してライセンス売上が計画未達(p.7)となったことが響き、売上高はほぼ横ばい、利益は減益となりました。前期(2024年3月期)の売上高17.8%増、営業利益31.0%増という強い勢いと比較すると、足元の成長スピードは明らかに減速しています。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメントですが、製品・サービス区分別で明暗が分かれています。

  • 勢い(+):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 25.0億円 +0.1% 25.0億円
営業利益 3.0億円 -6.6% 3.2億円
経常利益 3.0億円 -5.7% 3.2億円
当期純利益(親会社帰属) 2.2億円 +0.6% 2.2億円
1株当たり当期純利益 33.07円 32.86円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 46.6億円 48.8億円
純資産 35.1億円 34.3億円
自己資本比率 75.4% 70.2%
自己資本 35.1億円 34.3億円
1株当たり純資産 527.39円 514.36円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.3% 6.5%
ROA(総資産経常利益率) 6.4% 7.1%
売上高営業利益率 11.9% 12.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 3.5億円 8.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.6億円 -3.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -1.3億円 -1.3億円
期末現金及び現金同等物残高 25.1億円 25.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 28.0億円 +12.0%
営業利益 3.0億円 +1.0%
経常利益 3.0億円 +0.0%
1株当たり当期純利益 31.52円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 20円 25円
年間合計 20円 25円
配当性向:当期 75.6% / 前期 60.9% 純資産配当率:当期 4.8% / 前期 3.9%